近頃の気温の上昇に連れ、野山に自生する植物が花を咲かせ始めました。先日、記事を投稿しました
家からほど近い、福寿草が花を咲かせていた同じ林床。隣接する水が湧き出る湿地の中では、エゾノリュ
ウキンカ(蝦夷立金花)が、鮮やかな花を咲かせ始めています。
アズマイチゲ(東一華)。例年よりも、1~2週間ほど早い開花です。この植物は、春に花を咲かせ葉を
茂らしますが、木々の若葉が萌え出る頃には地上部は枯れて消滅。その後は、翌春まで宿根の状態で
地中で過ごす早春植物です。
キバナノアマナ(黄花の甘菜)も花を咲かせ始める。やや厚みがあり、白っぽい緑色をした葉と黄色い
花とのコントラストが際立ちます。 この場所は、キバナノアマナの市内屈指の群生地です。