自然農は耕さず、虫たちや草草とともに、
持ちこまず持ち出さず・・
農薬、肥料、除草剤はもちろんのこと、
また、大きな機械なども同様に持ちこまず、
身体を使い手作業で作物を育てます。
自然界のいのちの営みが育ててくれる、
その手助けをする・・、
そのような在り方の農です。
肥料で育てるのではありませんので、
無機肥料も有機肥料も持ちこみませんが、
米ヌカや暮らしの中で出たものを
田畑の状態にあわせて、
適量還すことがあります。
自然農をはじめて間もない頃、
または地力の無い場合は、
米ぬかや油粕を適量補ってあげます。
お台所で出た生ごみなども、
どこか別の場所で朽ちさせるのではなく、
田畑にぱらぱらと適量還します。
耕さず 時が経過することで、
必要がなくなれば補いはいたしません。
私の自然農田は、耕さず14年目ですが、
毎年稲わらを還しています。
今年の春からはじめた新しい自然農畑は、
まだまだ幼い姿ですので、
補いが必要と思われます。
現在は積極的に草を育てています。
そして暮らしの中から出たものを
適量 還しています。
(大量に還すと問題を招きます。)
写真は、漢方生薬の煎じ終わったものです。
畝にパラパラっとまいています。
ほんの少しですが、
畑の生命活動が豊かになるといいな・・、
と思います。