自然農稲作教室 8/7
稲足元の夏草刈り四回目。
(いよいよ最終です)
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稲の背丈も伸び・・、
分けつ期から幼穂形成期へ。
足元の草刈りは
田植え以降、四回目で
今回が最終です。
ということもあり・・・、
みなさん、つよい陽射しのなか
作業はなかなかハードですが、
稲のなかに身を沈めて黙々と
それぞれ真剣にとりくまれました。
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この時期の草刈りは
稲の根を損ねない配慮が必要です。
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できるだけ、
畝の上を歩かない・・
と言うのは無理なので(笑)
手を伸ばして三列同時に刈る
など、工夫をしています。
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また、鎌を土の中に入れて
稲の根を切ってしまうような
草の刈り方は控えます。
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稲の株周りに寄り添うように
生えている草は丁寧に
そっと抜いたり刈ったり・・。
そのことで、稲の成長も良く
稲刈り時に、草をより分けずに
サクサクと刈り進めることができます。
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自然農教室では
お米作りの技術的なことはもちろん
自然に沿って生きる快さとともに
持続可能なあり方に意識をむけ
地球の恵みを真に受けとることが
できるよう・・・一年間を通して
体験を重ねていただいています。
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今年はご夫婦でのご参加を
お二組いただいています。
また、
すでに畑をされている方や
お米づくりに取り組んでいる方
営農をめざしている方
初めて田畑に立たれる方など、
それぞれにとても熱心に
意欲的に取り組まれています。
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暮らしのなかに自然農が
ごくふつうに
日々あたりまえに・・・
あるといいなぁ。
いのちに沿い応じ任せることが
自然にできるワタシでありたいなぁ。
と思います。
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流れる汗をふきながら・・・
夏空の白き雲にふと心あそばせ
実習田にときおり吹き渡る風にも
季節の移り変わりの微かな兆しを
それとなく感じながら・・・
刻々変化のいのちの世界のいま、
猛暑続く八月の営みのなかにあります。
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自然農田の水管理は
溝に水があったりなかったり
畝上にも水があったりなかったり
を、繰り返すのが理想的ですが
天候や田の環境にあわせて
柔軟な対応が望まれます。
水を自由に入れることができない
その場合には、天水頼みが続きます。
ついには、溝の土が地割れするなど
高温の夏に厳しい状況になることもあります。
自然界は最高のものを与えてくれますが、時に厳しい状況にもなります。そのような時は、智恵を働かせ、最善を尽くします。答えを生きる姿勢で、今を感じきって、これまでに培ってきたものを発揮するのです。
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いのちの世界、自然界とも一体のわたしたち。夕立があるとうれしくて、作物とともにワタシもほっと一息しています。
条間に入っての夏草刈り全回を終えた皆さんです。がんばりました。‼ 次回9月は稲の開花交配の時期です。10月、秋の深まりとともに色づく稲穂、いよいよ11月には稲刈り、脱穀、籾摺りと続きます。みなさんの笑顔とともに、稲作教室の後半は収穫の喜びを全身で感じながらのワクワクの学びになりそうです。
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2023年自然農教室のお申込み受付をブログで詳細発信の後、9月上旬から始めさせていただく予定です。どうぞよろしくお願いいたします。
八木真由美 岡山
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