君は銀河の青い風  八木真由美 岡山

自然に沿って、自分につながって、
心地のよい光とともに。
竪琴ライア 自然農 ライトワーク ヒンメリ

  

自然農稲作教室 6月~7月 田植え 畝の夏草刈り 畦の整え 大豆の種降ろし

2020年07月26日 | 自然農稲作教室2020年

自然農稲作教室 (岡山県倉敷市)

写真は7/17 稲作実習田です。

 

 

田植えから40日ほど経過した頃です。

条間に入り、一列おきの草刈りを二回終えています。

 

 

茎葉を増やし身体づくりの営みをしています。

 

 

今年も元気な稲の姿に心がはずみます。

葉先がツンツンと勢いがありますね。

 

 

 

それでは、6月の田植えから7月の夏草刈りまでの実習を

写真にてお届けいたします。

 

・・・・・・・・・・・・・・

 

六月上旬  6/6.7 

二日間の田植えの様子です。

 

田んぼの一角に作った苗床で健康に育った苗を

一本ずつ田植えしてゆきます。

 

 

耕さない豊かな自然農田では 

虫や草草など多様な生き物たちとともに

お米はたくましく育ちます。 

 

私たちは、

余計なことをせず

必要に応じて手をかしてあげます。

 

自然に沿って お米のいのちに沿って

『沿い 応じ 従い 任せる』

そのようなあり方で、手作業で行います。

 

 

昨年自家採取した籾から苗を育て

土付きのまま苗箱に移し

一本ずつ植えてゆきます。

 

 

今年は、みなさんおおよそ

45×40の間隔で植えられました。

条間45㎝ 筋間40㎝です。

 

 

↑ 幼い苗が植わっているのが見えるでしょうか。? 

 

 

田植えヒモを張り

それを目安に植えています。

 

 

野菜の苗を移植するような

そのような感じで植えてゆきます。

 

 

作業の様子から

田んぼに水を張っていないのが

わかると思います。

 

 

自然農の水管理は、間断灌水が基本で、

田植え時は、畝の上には水をのせず

周囲の溝に水がある程度にしています。

この時期、周囲の慣行農法の田では

すっかり水を湛えた状態です。

 

 

一枚の田で一体の営みをするいのちたち

わたしたちもまたその仲間として

心静かに佇み 黙々と

喜びとともに 苗を植えてゆきます。

 

 

冬草たちが一生を全うして ↑

お米のいのちへと巡る初夏の様子です。

 

耕さない田では めぐるいのちたちが

時とともに豊かに重なり

ともに今を奏でています。

ふかふかで よい香りもいたします。

 

 

たくさんのいのちに生かされていることを

まるごと感じられる

草原のような 楽園のような

自然の姿にあふれた田畑では

 私たちも自然体でいられます。 

 

 

畦のヒメジョオン 花咲くままに・・。

 

 

こちらは私の苗床です。↑

トヨサト アケボノ 黒米 緑米の四種類を

今年も育てます。

 

稲作教室のみなさんの田植えから

二週間ほど後、6/21に植え終わりました。 ↓

 

手前の畝は ↓

稲作教室の方が6/15に植えられました。

 

 

そして、稲作教室のみなさんは

一回目の夏草刈りを6/21に行いました。

田植えから二週間後です。

 

 

この日の実習は

夏草刈り 大豆の種降ろし 畦の整えです。

条間に入り 一列おきの草刈りです。

 

 

心地のよい風吹く自然農田にて。

 

 

苗の成長が順調でうれしいです。↑

 

そして

冬に畝づくりをした自然農一年目の畑に

大豆の種を降ろしました。

(下の写真は種を降ろす前の畝です)。

 

 

大豆の種降ろしは、

ハトに気づかれないように

周囲の草を刈りすぎないようにしました。

 

 

毎日様子を見に行き、一週間ほど経ったころ

可愛い芽が出てきました。

さらに双葉から本葉へと育ち一安心です。

 

 

稲作教室のみなさんの種おろしから8日後

私も大豆を蒔きました。6/29

 

 

まずは種を降ろす畝の草刈りですが

草草の美しさに心が洗われ清められ

佇みながら緑の世界に魅せられる

ステキな朝を過ごしました。

 

夕暮れになってから、黒大豆を蒔きました。

近くの電線にハトが22羽、こちらを伺っていたので

豆の気配を悟られないように工夫をしました。

たぶん、気づかれていないはず。😊

 

この程度に草を刈りました。↓

広めの畝ですが中央に一条

種を降ろすことにしました。

 

 

7月です。

稲が伸びやかに扇形に分けつ(茎を増やす)しはじめ、

しだいに丸みを帯びてきているものもあります。

黒大豆も草の中で無事に育っています。

草刈り実習では刈りすぎないことも大切なので

今の状態を感じ、応じてゆきます。

 

 

7/5   二回目の草刈りです。

 

 

今回も一列おきに条間に入って行います。

 

 

苗の成長がうれしいです。

 

 

この時期は、

すっぽりと雨に包まれる毎日でしたが

この日は作業のしやすい曇り空で

畝の夏草刈りは順調に進みました。

 

 

 

お隣の田との境界の畦も

爽やかに草刈りをしていただきました。↓

 

 

畑の大豆も順調に育っています。

 

 

畑においては

梅雨の季節には排水を心がけています。

 大豆の写真は、7/24です。

 

 

虫に葉っぱを少々かじられながらも

元気に育っています。

 

 

上の写真は、

稲作教室の小夜子さんの大豆で

ほぼ虫に食べられていません。

きっと、草刈りの仕方が絶妙なのでしょうね。!

 

 

7/26   三回目の草刈りです。

 

 

稲の成長を感じながら

曇り空の下 条間に入り草刈りです。

 

長い梅雨は 

私たちの自然農田にとってはありがたいです。

 

 

 

こちらは、田んぼの隣の畑です。

ほぼ全面、大豆を栽培しています。

 

 

こちらも、爽やかに草刈りをいたしました。

 

 

田んぼと畑が隣同士はいいですね。

田畑あわせて一反ほどの広さですが

畑には、大豆、小豆、麦などの栽培を予定しています。

 

 

梅雨が明けるといよいよ本格的な夏ですね。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

次回は、

八月の様子をお届けしたいと思っています。

最後までお読みいただきありがとうございました。

自然農稲作教室 八木真由美 (岡山)

 

 

 

 

 

 


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