自然農稲作教室 (岡山県倉敷市)
写真は7/17 稲作実習田です。
田植えから40日ほど経過した頃です。
条間に入り、一列おきの草刈りを二回終えています。
茎葉を増やし身体づくりの営みをしています。
今年も元気な稲の姿に心がはずみます。
葉先がツンツンと勢いがありますね。
それでは、6月の田植えから7月の夏草刈りまでの実習を
写真にてお届けいたします。
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六月上旬 6/6.7
二日間の田植えの様子です。
田んぼの一角に作った苗床で健康に育った苗を
一本ずつ田植えしてゆきます。
耕さない豊かな自然農田では
虫や草草など多様な生き物たちとともに
お米はたくましく育ちます。
私たちは、
余計なことをせず
必要に応じて手をかしてあげます。
自然に沿って お米のいのちに沿って
『沿い 応じ 従い 任せる』
そのようなあり方で、手作業で行います。
昨年自家採取した籾から苗を育て
土付きのまま苗箱に移し
一本ずつ植えてゆきます。
今年は、みなさんおおよそ
45×40の間隔で植えられました。
条間45㎝ 筋間40㎝です。
↑ 幼い苗が植わっているのが見えるでしょうか。?
田植えヒモを張り
それを目安に植えています。
野菜の苗を移植するような
そのような感じで植えてゆきます。
作業の様子から
田んぼに水を張っていないのが
わかると思います。
自然農の水管理は、間断灌水が基本で、
田植え時は、畝の上には水をのせず
周囲の溝に水がある程度にしています。
この時期、周囲の慣行農法の田では
すっかり水を湛えた状態です。
一枚の田で一体の営みをするいのちたち
わたしたちもまたその仲間として
心静かに佇み 黙々と
喜びとともに 苗を植えてゆきます。
冬草たちが一生を全うして ↑
お米のいのちへと巡る初夏の様子です。
耕さない田では めぐるいのちたちが
時とともに豊かに重なり
ともに今を奏でています。
ふかふかで よい香りもいたします。
たくさんのいのちに生かされていることを
まるごと感じられる
草原のような 楽園のような
自然の姿にあふれた田畑では
私たちも自然体でいられます。
畦のヒメジョオン 花咲くままに・・。
こちらは私の苗床です。↑
トヨサト アケボノ 黒米 緑米の四種類を
今年も育てます。
稲作教室のみなさんの田植えから
二週間ほど後、6/21に植え終わりました。 ↓
手前の畝は ↓
稲作教室の方が6/15に植えられました。
そして、稲作教室のみなさんは
一回目の夏草刈りを6/21に行いました。↓
田植えから二週間後です。
この日の実習は
夏草刈り 大豆の種降ろし 畦の整えです。
条間に入り 一列おきの草刈りです。
心地のよい風吹く自然農田にて。
苗の成長が順調でうれしいです。↑
そして
冬に畝づくりをした自然農一年目の畑に
大豆の種を降ろしました。
(下の写真は種を降ろす前の畝です)。
大豆の種降ろしは、
ハトに気づかれないように
周囲の草を刈りすぎないようにしました。
毎日様子を見に行き、一週間ほど経ったころ
可愛い芽が出てきました。
さらに双葉から本葉へと育ち一安心です。
稲作教室のみなさんの種おろしから8日後
私も大豆を蒔きました。6/29
まずは種を降ろす畝の草刈りですが
草草の美しさに心が洗われ清められ
佇みながら緑の世界に魅せられる
ステキな朝を過ごしました。
夕暮れになってから、黒大豆を蒔きました。
近くの電線にハトが22羽、こちらを伺っていたので
豆の気配を悟られないように工夫をしました。
たぶん、気づかれていないはず。😊
この程度に草を刈りました。↓
広めの畝ですが中央に一条
種を降ろすことにしました。
7月です。
稲が伸びやかに扇形に分けつ(茎を増やす)しはじめ、
しだいに丸みを帯びてきているものもあります。
黒大豆も草の中で無事に育っています。
草刈り実習では刈りすぎないことも大切なので
今の状態を感じ、応じてゆきます。
7/5 二回目の草刈りです。
今回も一列おきに条間に入って行います。
苗の成長がうれしいです。
この時期は、
すっぽりと雨に包まれる毎日でしたが
この日は作業のしやすい曇り空で
畝の夏草刈りは順調に進みました。
お隣の田との境界の畦も
爽やかに草刈りをしていただきました。↓
畑の大豆も順調に育っています。
畑においては
梅雨の季節には排水を心がけています。
↓ 大豆の写真は、7/24です。
虫に葉っぱを少々かじられながらも
元気に育っています。
上の写真は、
稲作教室の小夜子さんの大豆で
ほぼ虫に食べられていません。
きっと、草刈りの仕方が絶妙なのでしょうね。!
7/26 三回目の草刈りです。
稲の成長を感じながら
曇り空の下 条間に入り草刈りです。
長い梅雨は
私たちの自然農田にとってはありがたいです。
こちらは、田んぼの隣の畑です。
ほぼ全面、大豆を栽培しています。
こちらも、爽やかに草刈りをいたしました。
田んぼと畑が隣同士はいいですね。
田畑あわせて一反ほどの広さですが
畑には、大豆、小豆、麦などの栽培を予定しています。
梅雨が明けるといよいよ本格的な夏ですね。
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次回は、
八月の様子をお届けしたいと思っています。
最後までお読みいただきありがとうございました。
自然農稲作教室 八木真由美 (岡山)
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