さわさわっと鳴るもみの音が好きです。
春になって種もみにするものを、一粒一粒選別する作業も実は大好き。
さわっているだけで満たされてくるものがあります。
いのちが喜ぶという感じです・・・。
そして、お米を育てるのが大好き。
もちろん自然農だから、自分に合っているのだと思います。
うるち米の「あけぼの」の種です。
自家採取して、ずっと育て続けられます。
この一粒が一本の苗になり、豊かな稲穂を秋には輝かせます。
すごいです。
お米の一生を思うとき、わたしの一生を重ねてみます。
今、わたしはどの時期だろうか・・・、と。
そんなことを考えたりしていると、お米は身近な師のようだなと感じたりもします。
ほんとうに自然界が師であることには、間違いありません。
自然農の田んぼの楽しみの一つに、草花との出会いがあります。
耕さず、虫や草を敵にせず、肥料は持ちこまず・・・、
自然のままの美しさの中で作業できることは、いのちからのよろこびです。
ふわふわの草のおふとんの下で、籾が眠りから覚めます。
作業の途中であまりにも気持ちがよさそうでしたので、写真を写しました。
気持ちがいいのは、籾も草も私も、みんなです。
春の田んぼはやさしくてそよそよと風が吹きます。
だから、草原・・・とよびます。
作業がない日にも、ここで過ごしたくなります。
夕方、苗床の手入れが終わって ふりむけばお月様。
しずかに見上げれば いつものやさしさで こちらをみてる。
地球のみんなを しずかに 見守ってくれているようです。
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