私が自然農のお米づくりを始めたのは1998年、
ずいぶん時を重ねてきました。
一年の暦はお米づくりとともにある、
そのような感じです。
ところで、お米を育てることで
その恩恵はいろいろとありまして
稲わらで、お正月のお飾りを作ったり
稲わらでくるんで納豆がつくれるとか
わらは田畑において
様々に最高に無駄なく活用しています。
米ぬかも「糠床」に使ったり
たまに身体を洗うのにつかうと
すごくさっぱりするのにしっとりしている
という、優れものです。
そして、お米のとぎ汁は発酵液を作って
これまた色々な場面で使っています。
なかでも気に入っているのはトイレそうじ。
それから台所の洗いものです。
さらに台所の流しやコンロも
シュッとスプレーをしてみがきます。
発酵液の甘酸っぱい匂いが私は好きで
たまには、お風呂にたっぷり入れてつかります。
そうそう、実は洗濯にも使ったりしています。
発酵液はお米を炊くとき、一番とぎ汁で作ります。
とぎ汁と黒砂糖を混ぜて、
一日一回は容器をふって元気づけ?、😊
容器がぱ~んと張ってきたらふたを外して
しばらくおいてまたふたをしておきます。
除菌も必要な場面では大事ですが
私はできるだけ良い菌で包み込むような
そんなお掃除がいいなぁ、と思うようになっており
窓辺に並んだとぎ汁発酵液たちに
よろしく~、と声をかけたりする楽しい毎日です、
自然農で健やかなお米を育てていると
その恩恵は計り知れずです。
実際に、気持ちの変化も大きくて
台所まわりや洗濯に極力洗剤を使わないことで
私の心はどれほど軽やかになったことでしょう。
(今までも洗剤はせっけんを使っていましたが・・)
今から楽しみにしていることもあります。
今年の秋、お米を収穫した後に
黒大豆の納豆を作ることです。
少し気が早いのですが・・・。
😊
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