人間と云うものは罪深いものだ。
北の海で、何年もつらい思いをして大きくなり卵を抱いて故郷へ帰る鮭。
その鮭の筋子をイクラにして食べてしまう。
クアトロにも立派な鮭の筋子が入荷した。
さっそく、ぬるま湯で洗い、丁寧に卵をほぐして、しょう油と味醂の液に漬け込む。
自家製のしょう油漬けイクラを仕込んだ。
鮭の筋子もやや小粒で皮が薄からず厚からずの時が一番に美味しい。
今回の筋子は申し分ないものだ。
さてこのイクラが出来れば、鮭とイクラのスパゲッティとか、タラコとイクラのスパゲッティとか作ろうかと考えるクアトロだ。
美味しいイクラと鮭の筋子の不幸な物語を天秤にかける。
やはり、筋子の不幸な物語はすぐに忘れることにする。
人間の思考というものは便利なものだ。
カレンダー
最新記事
カテゴリー
最新コメント
- 剪定職人/18周年のクアトロ~クアトロとは
- 剪定職人/柳も春に遇えば緑に
- クアトロの父/雨上がる
- 剪定職人/雨上がる
- 剪定職人/千曲川の旅 その2
- 剪定職人/GW2023〜チーズケーキ研修
- クアトロの父/新・魚の物語~信頼の厚い台形の魚
- 剪定職人/新・魚の物語~信頼の厚い台形の魚
- クアトロの父/17周年のクアトロ~ありがとうございます
- 剪定職人/17周年のクアトロ~ありがとうございます