ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

思い出の夏のチーズ

2013年10月07日 | チーズの話

Photo いつのまにか秋らしくなり、過ぎた夏の日が思い出に変わる。
その夏の思い出がチーズになってクアトロに到着した。
“エティヴァ・ダルバージュ”と云うスイスのチーズだ。
スイスの美しい山々に囲まれたなだらかな丘にはきれいな花が咲き、のどかなカウベルが響く。
エティヴァは、Estivage=夏の放牧という意味があるように、標高1000メートルから2000メートルの高原で5月10日から10月10日までの間に高原の牧草を食べた牛のミルクからのみ作られたアルプスのチーズ。
放牧された牛たちは、自然に育った牧草や花しか食べません。
その夏に放牧された牛のミルクは、山小屋で薪を燃やして加熱するのでアルペンの花の香りとロースト香のするチーズとなります。
昔ながらの製法を守り作られたこのチーズ、夏の思い出の味がするかも。

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