この三連休は前に魚市場には、まだ養殖の魚ばかり。
漁師さんもまだ正月休みなのだろう。
その中で、クアトロのシェフの目利きに適ったのは平スズキ。
この連休のクアトロのおすすめは、平スズキのカルパッチョ。
まず、平スズキとはスズキを平べったくした姿なので平スズキと呼ぶが、スズキではない。
ヒラだからと云ってスズキの中の平社員的なものではなく、スズキよりも魚市場では高級魚の扱いだ。
スズキは夏が旬だが、この平スズキは冬が旬である。
そして、旬の平スズキの刺身はとても上品な味わいだ。
イタリア料理では刺身をカルパッチョと呼ぶ。
カルパッチョは本来イタリアの有名な画家の名前だ。
その名前をつけた生の牛肉料理が有名になり、さらに転じて日本では魚の刺身もカルパッチョと呼ぶ。
平スズキだのカルパッチョだの、日本人は呼び名に無頓着と云うか融通性があると云うか、実に自由だ。
正確には“スズキに似ているがスズキではない平スズキの画家の名前だが刺身料理であるカルパツチョ”が新春のクアトロのおすすめだ。
※夜、お料理のラストオーダー、最終入店は8時30分
アルコール類、ドリンク、デザートのラストオーダーは9時
閉店は、9時30分。とさせていただきます。