新しい生ハムがもう一本届いた。
サンダニエル産の生ハムだ。
イタリアの生ハムは、パルマ産が有名なのだが、イタリア国内では、パルマ産以上にサンダニエル産の生ハムを好む人も多い。
サンダニエル産の生ハムは、肉を叩いて余分な水分を除いて熟成させる。
その分、肉の旨味が濃くて、味わい深いのが人気の理由だろう。
さて、サンダニエルとはイタリア北東部オーストリア・スロベキアとの国境近くにある。
その町には、プロシュッテリアというものがある。
ピッツェリアというのは聞いたことがあるだろう、ピッツァを食べさせるお店だ。
プロシュッテリアはプロシュート=生ハムを食べさせるお店だ。
年寄りたちが、一日の仕事を終えると夕方からここに集まる。
サンダニエルの生ハムをその場で薄くスライスしてもらい、チーズやワインと一緒に楽しむ。
そんな風景の似合う町がサンダニエルだ。
パルマほど洗練されたところでは無いが、何か心まで満たされる町の景色が見えてくる。
クアトロのサンダニエルの骨付きプロシュートにも、そんな心まで満たされる味わいがある。
クアトロのサンダニエル産の生ハムをテイクアウトして、ワインでも飲んで一日の疲れを癒やしてみたらいかがだろう。
※本日は、都合により夜の営業を休ませていただきます。
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