ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

土浦の師匠のワインセラー

2023年12月20日 | 父の昔話

昨日は、クアトロはお昼だけの営業。
お昼の営業が終わってから、クアトロの父はなんと16年振りに土浦の酒屋へ出かけた。
この酒屋の親父さんはクアトロの父のワインの師匠である。
5年前にこの師匠は亡くなって、今は、お嬢さんが経営している。
この店のワインセラーは、フランスワインを主に、すごい在庫がある。
日本でも屈指の品揃えと在庫である。
そのワインセラーを見たくなって出かけたクアトロの父だ。
セラーは昔と変わらずにすごい品揃えで、眺めていると師匠を思い出す。
クアトロのこのブログにも2007年に書いている。

車窓には青空がいっぱいだった。
常磐線が土浦の駅に近づくと低いビルのむこうには筑波山がくっきりと見える。
まるでビルの上に鬼の角が乗っかったかのようだ。
クアトロの父は、ワインの勉強会に土浦までやってきた。
また今日もしかられるのだろうか。
フレンチやイタリアンの人達8名で始まった試飲会。
それぞれのお店で使っているワインを持ち寄り、それに合わせて同様のワインと比較試飲をしたり、今の季節におすすめのワインを飲み比べたりと、都合14種類のお酒を試飲した。
とても有意義な時間を過ごしたのである。
そして主宰の話は実に的確にワインを扱う者の心得を指摘してくれた。
しかられるなどと思ってはいけなかった。
特に、ワインをお客様に勧める者は感性を磨いていなくては、通用しないという話は心に残った。
クアトロの父もこのところ、こういった比較試飲をしたり、ワインの味わいを言葉で表現したりすることにやや遠ざかってしまっていた。
感性が鈍ってるなと他の参加者のコメントなどを聞きながらも痛切に感じてしまった。
今日、吸収したことは、明日からのクアトロに反映したいものである。
日が落ちて寒くなった帰り道、まずは自販機のおしるこ缶で感性を磨くとするか。


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