鰯雲天に愛語を聴くごとし 吐天
鰯雲ひとに告ぐべきことならず 楸邨
鰯を連れて 波がくる。 きのふの空… 秋が寄りそう散歩道 ねらいを定めシャッターを押した。 通りがかりの高校生も、 自転車にまたがったまま振り返るようにして見上げている。
知らない子に 声をかける…
「綺麗な雲ね…」 黙って微笑んだ。
ベランダで干しものを取りこむひとも、 こちらに気づいてにっこり…
おなじ想いで 佇んだ。 独り占めは もったいない
2007.10.22 16:37 2007.10.07 17:24
十三夜月 2007.10.23 16:31 18:03