想風亭日記new

森暮らし25年、木々の精霊と野鳥の声に命をつないでもらう日々。黒ラブは永遠のわがアイドル。

びしっとやらねばびしっと

2009-06-27 12:30:12 | Weblog
本日はひさしぶりに青空が見える天気、ぼんやりと薄く雲がかかっているけど
晴れています。
ときおり吹く風が湿気をやわらげてくれるので、とても良い作業日和です。

宇都宮から宮司さんが榊をトラックいっぱい積んで朝からやってきています。
予定通り、残りの垣根を榊を植えてしあげていくのです。
まず前から積み上げてあった丸太を除いて場所を作り、順々に植えていくのです。



右端で手持ち無沙汰でもうひとり立っている君、君、そこの君!
作業は一つのことをすればいいだけじゃないんだよ。
見て、考えて、動け、だよなあ、とぶつぶつぶつ言っているうさこですが、
大勢集まれば仕事がはかどるわけではないのです。
指揮する人とそれに従って効率良く動く人の連携がうまくいけば、人数は多くなくても
どんどん仕事は進みます。
積極的に自分の役割をみつけ、勝手にではなく周囲をよく見ながら働くことが
大事であることを、こういう作業を通してよくわかります。傍目八目。

夏になると一日草刈りデーなんちゃって大勢きてくれて、でも半分も片付かない。
誰もいなくなった庭で残った草を一人見ながら、ぼちぼちやっても、大勢来てやっても
作業効率が同じなんだなあと思うのです。続きをぼちぼちやりながら来年も同じかなあ
とため息をつきます。
どうしてかそうなるのかって、自分ンちじゃないからだろうね。
お手伝い感覚でやってる「ツモリの自己満足」なんだろうな。
だったら草むしりなんかしないで、一日ぼんやりとこの森を歩いたり佇んだりして
遊んだほうがよほどいいよ。

ツモリってのは一番いかん。
やるならびしっと、そうでないのは気持ちがわりーのであります。

今日は宮司さんのおばあちゃんが作って持たせてくれたというお煮しめとお赤飯と
うさこが作ったみそ汁でお昼ご飯。三時のスイーツが水羊羹にモンブランケーキ、
高カロリーで肉体労働にはバッチリ。
それを先に見ているので、ばんばん進むのであります。
そろそろ、飯~と言いに行きます。




コメント
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