かりんの果実
諏訪湖の歩道にはかりんが植えられているところがかなりあります
洋かりん・本かりんと区別してよばれています
本かりんは綿毛のような茶色いまくがあるのが特徴です
初夏にりんごに似た花を咲かせます
本かりんはトテモ香りが強く車やお部屋に置いておくと 終日良い香りがしてリラックスした気分になります
香りは、りんごで最もフルーティな香りの高い緑色(後に黄色に変わる)の
「王林」と呼ばれているりんごに近い気がします
かりんは、この茶色い膜のような部分を洗い流さずに柔らかな布でふき取るように取り除き
二つ割にして芯を取り除いた後 中心に向かって薄くスライスして
たっぷりの砂糖を振り掛けて砂糖漬けにするのが定番です
洋かりんは少し香りも遠く実も柔らかくて日持ちが悪いので地元では本かりんが珍重されています
2週間位で出来上がります 冷蔵庫で保存すればかなり長期保存がききます
食感はざらざらして梨の未生の様な感じですが
かみ締めると良い香りと甘味でなかなかの味覚で癖になります
咳や咽喉が痛んだ時に効き目があると言われて家庭薬の役割も果たします
瓶詰めで売られていますが 果実を好みの甘さでご自分流に漬けるのが一番です
かりん酒にされる方もいますヨ
寒い日にお湯割のかりん酒・・・ 良い香りで心地よく酔いそうですネ