安曇野の有明富士と山柿


今日から師走ですネ。
冬の雨の後、連日暖かな日が続きましたが、今朝は久しぶりに冷え込みました。
湿った地面の霜柱の背丈が寒さを物語ります。
散歩に出かける安曇野の山里では、山柿がよく見られます。
鈴なりになって、採果する人も無く・・・
放置されている様子が冬の風物詩にもなっています。
聞く処によりますと、この地方では(私の住居して居る諏訪も含め)
市販の甘柿の苗を植えても渋柿に変わるそうです。
皮をむいて数珠繋ぎになった柿は軒に吊るされ
天日と寒風に晒されて、渋味が糖にかわります。
手作りの干し柿は、もうしばらくすると
サラダ街道の道の駅・JAの店頭にも並びます。
乾燥して黒く変色し1/3位に小さくなった柿は
商品というよりは何処か懐かしい「おふくろ」の姿を連想します。
