凍りもち専用の紙に包んで乾燥させている様子
棒寒天と並び諏訪地方の寒さを利用した特産物に凍りもちがあります
水に浸してすりつぶしたもち米を蒸して牛乳状になったものを
「もろ蓋」と言われる型に流し込んで屋外に出し
カチカチに凍らせてその後、天日で水分をとばして
仕上げるとウエファースの目の粗いような凍りもちが出来上がります
お菓子の原料やそのまま保存食にも使われます
熱湯を注いで2~3分蒸らしておもゆ状態で手軽な離乳食や
胃腸障害の方の流動食にも役立っています
厳しい環境の生活の知恵から生まれた特産物だと言えます
牛乳状のすりつぶしたもち米をもろ蓋で凍らせる様子