先日ご紹介した高島城の桜は、2日後には枝先に花色が出て来て
一番咲きのオカメザクラは5分咲き程度に進んでます。
寒緋桜も開花し始めました。
早速、花の根元から蜜を吸ったのは誰でしょう?
以前、銀杏の木の天辺に営巣して居るアオサギをご紹介して居ますが
別の木ではゴイサギも営巣して居ます。
ゴイサギは夜行性で昼間の飛行はしないので普段は見た事がありません。
1本の木に沢山のゴイサギが集合して居ます。
時々向きを変えていますが、アオサギの様に飛翔している様子は見られません。
夜になるのを待って採餌に行くのでしょう。
ゴイサギはアオサギと同じペリカン目サギ科ですが
アオサギの様に首が長くなく、嘴が黒く、一見ペンギンの様にみえます。
此処でアオサギと比べてみます。
こちらはアオサギです。 ☝
アオサギは首がなが~いし、脚も長い。
アオサギは昼間、時々、採餌に行って居ます。
一方、ゴイサギは、巣の中や木の枝上に留まって向きを変えていますが
飛び立ちません。
ゴイサギの命名は、平安時代に醍醐天皇の命に従い捕まった事から
官位の「五位」を授かったそうですが・・・
捕まっただけで官位を頂けるのも不思議な言い伝えですネ。
成長しきって居ないゴイサギをホシゴイと呼んでいますが
同じ樹にホシゴイも留まって居ます。
ゴイサギモ、ホシゴイも近くの枝に飛び移ったり
羽を広げてはいますが、飛翔はしません。
こちらは、羽に斑点があるのでホシゴイの様です。
昨年、この樹の上のコロニーで育った幼鳥かもしれません。
ゴイサギの幼鳥は羽化すると、公園内の柵を危なっかしい足取りで
ヨチヨチ歩いていました。
夜行性なのに大丈夫なのかしら??と・・・
素朴な疑問を持ちながら観察して居ました。
ゴイサギの幼鳥(ホシゴイ) 2021.7.09写