

桜並木やナナカマドに少し遅れてメタセコイヤが紅葉を始めています。
メタセコイヤのトンネルを過ぎると足湯がありますが
今日は修学旅行の学生さんで賑わって居ます。


担任の先生が生徒さん達の記念写真を写して居ます。
掛け声と同時に、諏訪湖をバックに一斉に飛び上がる瞬間を写して居る様です。
私も一緒に狙いましたが・・・失敗でした。

足湯を過ぎると、その先に勢いよく温泉が吹き上がる間欠泉があります。
「諏訪湖間欠泉センター」が建立された当時は50mも立ち上る湯柱を
建物の3階から見物出来ました。


当時は別府温泉に次いで、世界で2位の噴出だと伝えられていたのですが、
上諏訪温泉は自噴間隔が段々長くなり、
残念な事に今ではすっかり自噴が止まっています。

その後はコンプレッサーで圧縮空気を送り、間欠泉を噴出させていましたが、
現在では地底からの噴出が徐々に減少しており、今では噴出が殆ど無く
湯けむりだけが上がって居て、訪れた人々をがっかりさせています。

諏訪市内の各家庭では希望すれば、温泉が配湯されて
水道水の様に蛇口をひねると温泉が出ます。
我が家でも日常、当たり前に使って来た温泉ですが
各家庭生活に影響を及ぼさない事を祈るばかりです。
『限りある資源を大事にせねば・・・』と肝に命じています。