諏訪湖岸通りのカリン並木にはかりんが沢山なり始めました。
地元で砂糖漬けやジャムに加工するのはバラ科のマルメロ属・マルメロ種(本カリン)
あるいはスミルナ種(洋カリン)の洋梨型をしたカリンです。
5月に咲いていたマルメロの花。(スミルナ種)
現在、マルメロは親指と人差し指を丸めたくらいの大きさになって居ます。
もう少し成長すると袋掛けが行われて
晩秋の収穫時期まで実を見ることは出来ません。
マルメロの淡いピンクの花が結実するまでの様子をアニメにしてみました。
こちらはバラ科ボケ属のカリンの実です。
マルメロと比べると実の違いは一目瞭然です。
ボケ属のカリンの花はボケの花に似て見えますネ。
ボケ属のカリンの実になる様子もアニメにしてみました。
比較してご覧ください。
勿体ない事にボケ属のカリンは、薬用酒や良い香りがするので
香りの置物(インテリア)として利用される位で
当地では殆ど食用としては利用されて居ません。
左から、マルメロ(在来種)本カリン・真ん中・マルメロ(スミルナ種)・右カリン
スミルナ種のマルメロは洋カリンとも呼ばれている。
(ネットから借用)
おはようございます。
カリンとマルメロの違いよく分かりました。
マルメロの方が葉に毛が多いですね。
果実も最初のうち、毛深いように思います。
ボケ属とマルメロ属と違うのも初めて知りました。
両種は従弟みたいなものでしょうか?(笑)
ran1005 さん、こんにちは。
市制88年、人で言えば、米寿ですね。
カリン は「借りん」、縁起物の木として
植えられる方もあります。
随分長い歴史の中で育まれた カリン なのですね。
マルメロ種の 本カリン と ボケ属のカリン がある事を、
ran1005 さんのブログで、初めて知りました。
どちらの 花や実も、美しく素晴らしいです。
数年前に諏訪を訪問したのは、10月だったので、
カリンの実が沢山有りました。
我が家のカリンの実は重宝に使っています。上げても奈良では喜ばれます。木瓜は実がなりが少ない品種ですが、実ったら無駄にはしません。
カリンとマルメロの違いを説明&アニメにして下さって、有難うございます。
おかげでよく分かりました。
「カリンの砂糖漬け」がマルメロだったと知った時はびっくり!
諏訪がマルメロの産地だったと、ranさんにその時教えて頂きましたね。
花梨の方がややお花が濃い感じがしますネ。
殆ど効用は変わらないのでしょうか?
マルメロって聞くとなんか違う感じに聞こえるから不思議。
花梨は喘息に良いからって、花梨種頂いたりジャム頂いたりしたこと思い出します。
こちらではマルメロではなく花梨なのでしょうね。
この可愛いお花が見たくて、
直ぐに咲きますって通販で買ったのですが、
もう5年位経つけど咲かない盆栽家に居ます"(-""-)"
長い歴史があるのですね!
大切にしてきた地域が誇らしいでしょう。
カリンとマルメロは並んで植栽されてて定期的に観察しています。
花がうつくしくて実がなるって最高♪
諏訪市のマルメロは徳川時代に移植された歴史あるものなのですね。
諏訪市も歴史がありますね。
今回のご解説で、マルメロとカリンの種の違いが分かりました。
ただし、花を見てマルメロとカリンを見分けられるのかどうかは自信がありません。
佐久市と軽井沢町の間にある御代田町には、マルメロとカリンの並木があります。次回、このどちらなのか調べてみたいです。
諏訪のカリンは江戸城から来たものだったのですね。
いつもよく調べられ、良くまとめられて…
当地でのカリンの歴史が良くわかりました。
先日、キッチンの断捨離をしていて、何年も前のカリン酒を見つけました。
お酒をほとんど飲まないのに、果実酒をつい作ってしまう私…
開けてみたらよい香りがしていました。
カリンの砂糖漬けもよく作りました。
いずれもカリンと言っていますが、使うのはマルメロです!
説明不足でした・・・
本カリンと洋カリンは実になっても表皮に産毛の様な塊が残って居ますが
カリンの肌すべすべです。
実の違いは言葉では説明し難く、ネットから実際の実の様子をお借りしました。
地元で加工されているのは殆どが洋カリンです。
カリンの加工食品、召し上がった事がおありですか?
秋においでになった時には湖岸通りには
黄色い袋掛けをしたカリンの様子をご覧になれましたでしょう?
それとも果実を購入されましたか?
果実は洋梨に似ているのに、ビックリする位固くて、包丁を入れるのが大変です。
加工食品は物産展に種々置かれています。