朝の散歩がてらお不動さんに行くと、早くもお正月の準備が進んでいました。多くの参拝者が押し寄せる本堂への階段は材木を組み立てて段差をなくしたり、御神籤売り場を仮設したり。準備も大変です。 きょうは孫のお初参りの申込用紙をもらってきました。聞けば大晦日でもお正月でも受付しているのだと。我が家の孫娘は年末に伺う予定です。
そうこうするうちに、孫娘がお嫁さんの実家から我が家に移動してきました。体重が1キロ増えたそうで、すくすくと順調に育っている様子です。我が家で赤ちゃんの泣き声がするのは初めてです。お爺ちゃんの顔を眺めて、いったい誰だろう、と。赤ちゃんの目が私を追いかけます。次男君は明日いったん横浜に帰りますが、年末年始を我が家でゆったり過ごしたあと、横浜の家に連れて帰る予定です。
年末には三々五々、子どもたちが孫をつれて帰ってきます。孫娘を加えて総勢14名。こうして全員が集合できるのも、今のうちだけです。孫が中学生にでもなれば部活やら何やらで忙しそう。大事にしたい時期です。 先週で、やっと講座運営も終わり、これから2週間あまり、ゆったりまったりの時間を過ごします。校外学習が2週続きましたので大変でした。先週向かったのは「さかい利晶の杜」でした。大阪・天王寺駅前から阪堺線という路面電車にのって30分ほどで宿院という駅、徒歩5分のところにあります。
「さかい利晶の杜」。リーフレットには、利休の茶の湯の原点、晶子の歌の世界を感じるミュージアム、と紹介されています。千利休茶の湯館や茶の湯体験施設、晶子の生い立ちや作品を紹介する与謝野晶子記念館で構成された施設です。学芸員の方のお話を聞いたり、館内を見学したり。昼食後は、ボランティアガイドさんに堺の町の魅力を案内していただきました。戦災にあっているため、古き良き時代を思わせる建物の多くは失われていますが、大阪とは違う空気感が漂っていました。
その前の週は、柏原にある大学で、外国人留学生たちとミニ「門松」をつくりました。その数日前には奈良の竹林から真竹を提供いただき、その伐採作業に汗を流しました。それを30センチほどの長さに切り分け、細い竹を組み合わせ、さらに松の枝、南天、千両などの赤い実を飾り付けます。楽しい時間を若者たちと共有できました。
平均年齢70歳ということは、私たちの学生時代はおよそ半世紀前のことです。ずいぶんな年数が経っていることになります。なにやら元気をいただいて帰りました(笑)。さあて、もうひと踏ん張りしますか。