大阪も梅雨入りとなり、ここ数日、雨が降ったり止んだり。今朝は傘を差しながら近くのお不動さんまでお散歩をしました。1日1万歩を目標としているため、雨が降っても出かけます。しっとり濡れた砂利道を歩くのも気持ちの良いものです。 ところで、我が家の息子たち(長女の旦那を含めて)はSEを生業としているため、この時期は3人ともテレワークです。家の一室に閉じ籠っての毎日のようで、次男君のように赤ちゃんが育つ時期を身近で成長を見られたのは案外良かったのかもしれません。一方で、小中学生の孫たちはオンライン授業とたくさんの宿題、塾の宿題もあったりで、なかなか大変そうです。合唱クラブに入っている長男君の長女などは、当分練習ができないと嘆いていました。
そんなある日、名古屋に単身赴任中の長男君が急に帰ってくると言うので、久しぶりに京都にお迎えにあがりました。少し息抜きがしたかったご様子です。....この週末は、妻子お待ちかねの自宅に帰っているはずです。
私たちも久しぶりの上洛だったので、この日はバスの1日乗車券(600円)を購入して、京都駅を起点に観光客の少ない京の街を散策しました。まずは菩提寺の総本山・知恩院に向かい落成間もない御影堂にお参りをしました。 次に向かったのは洛北にある府立植物園でした。子供たちが小さい頃はお弁当を持って出かけた植物園です。この時季はバラが終わり、紫陽花そして菖蒲を楽しむことができます。いろいろ近況報告をしながら、だだっ広い園内を散策しました。
植物園からの帰り道、学生時代の下宿屋が近くにあった下鴨神社で途中下車しました。糺の森の中に佇む世界遺産です。毎年、夏には大規模な古本祭が開催されるのですが、今年はコロナの関係で各地の古本祭が軒並み中止になっています。こちらは今のところ開催予定だとか。
下鴨神社前のバス停近くにある「加茂みたらし茶屋」でひと休みしたあと、四条河原町へと歩を進めました。何カ月ぶりかでビアレストランで喉を潤して帰りました(笑)。 家に帰る頃、次男君からメールが届きました。孫娘も7カ月目に入ろうかという時期で離乳食も始まっています。そんな成長を見て考えたのでしょう。家を探しているのだと。家の購入は一生の買い物です。幾ばくかの支援は惜しまないけれども、慎重に、しかし強かに進めるようアドバイスをしておきました。
翌日には近所にいる娘もやってきました。聞けば小学2年になる孫次男君、お遊び半分でピアノを習い始めて3年が経ちます。ご本人は音楽家になろうなんて大それたことは全く考えていませんが、頼むと歌を歌うように電子ピアノを弾いてくれます。そんな孫次男君、我が家にある娘のピアノがほしいと言っているのだとか。
ずいぶん放置したままでしたので、楽器店の方に診てもらいました。ご主人と調律師の資格をとったばかりの息子さんがやって来て、ピアノを分解しての診断です。その結果、少し手を加えれば十分使えるとのこと。そんな次第で数日後、ピアノを引き取りに来てもらいました。
ところが、ピアノを送り出したあと、部屋の中がどうも落ち着きません。これまで在ったものが無いからです。思い切って家具を再配置することにしました。中にあるものをいったん外に出し、移動したあと元通りに入れ直す。移動するのも重労働、結構きつい仕事でした。
入れ直す作業中、断捨離が始まります。思い切って整理しました。なんと、小さな引き出しから私の現役時代の毎月の給与明細書がたくさん出てきました。家内が後生大事に保管していたようです。30年分ぐらいはあったように思いますが、後半は年俸制でした。もう要りません。 そんなこんなで今週は、身近なところでいろいろありました。コロナ感染も一時に比べれば落ち着きを取り戻しつつあります。今朝もお散歩中にバスをみかけましたが、結構混んでいて大丈夫かなあと心配にもなりました。ただ、ここ大阪は最近、感染者ゼロが続いています。右往左往しながらも徐々に平常に戻っていくのでしょう。と、楽観していますが、どうなんでしょうね。お隣の韓国のように第二波が来ないことを願うばかりです。