心の風景

晴耕雨読を夢見る初老の雑記帳

学びを求めて動き出した「シニアの秋」

2020-10-23 15:36:15 | Weblog

 ここ大阪は、昨夜から冷たい秋の雨が降っていました。....ところが急に明るくなってきました。秋の明るい日差しが窓辺を照らしています。この1週間は出たり入ったりで少しお疲れ気味ですが、ほっとひと息です。
 きょうは午前、フランス文学講座を受講してきました。本来なら4月に予定されていた講座ですが、コロナの関係でこの時期での開講となりました。小雨舞うなか会場の大阪市中央公会堂に向かいました。雨の公会堂もそれなりの雰囲気があって、ついつい見とれてしまいます。今日のテーマは、スタンダールの「赤と黒」~ジュリアンの野心でした。
 帰途、淀屋橋から大阪市役所を望む写真を一枚。大阪市では1週間後に、都構想の賛否を問う投票が行われます。この1週間、賛成反対双方の宣伝カーが街中を走っています。さあてどうなるんでしょうね。投票権のある大阪市民の皆さんでお考えいただきましょう。
 そんなことを考えながら家に戻ると、フェンスにアケビの実が6個。そのうちのひとつが大きく熟れているのを見つけました。あと5個も時間の問題です。今年も美味しそうに実りました。明日収穫することにいたしましょう。
 今週は水彩画教室もありました。こちらのテーマは「秋の花」。庭に咲くシュウメイギクにしようかと思いましたが、あまりにも綺麗に咲いているので剪定しがたく、駅前のフラワーショップでトルコキキョウとリンドウを選びました。
 なかなかうまく描けず、デッサンに多くの時間を使いすぎて、色付けは中途半端に終わってしまいました。この土日を使って完成させることにいたします。花全体の姿、特長をどう表現するか。先生の適切なアドバイスに納得するばかりでした。来週は中央公会堂のある中之島公園でスケッチです。
 運営のお手伝いをしている講座の今週のテーマは「住吉大社」でした。午前は講義、午後は住吉大社に出向いて詳しくご案内をいただきました。大阪の「住吉っさん」の由来を伺い、改めてその存在の大きさを実感した講座でした。本殿裏の千年楠も見事でした。
 昔は鳥居のつい近くまで海辺が広がっていたということですが、現在は埋立が進み海辺を目にすることはできません。遣唐使進発の地と言われる昔の風景を思い浮かべながら、贅沢な時間を過ごしました。
 さて10月もあと1週間。月末には44回目の結婚記念日を迎えます。で、急に思い立って「北海道に行こう」ということになりました。といっても昨夜決めたばかり。北海道も主だった所は行っているので、とりあえず札幌に行ってから考えようということで、いつもの行き当たりばったりのお出かけです。格安JALパックだけを確保しました。さあてどうなることやら。

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