うちの桜が咲いたわよ

桜といってもサクランボの花です。

固いつぼみのときにいただいたのは花が咲かずに全部こぼれ落ちて、すでに葉桜になっている。
それを生けてある花瓶に花いっぱい咲いた枝を加えたら、家の中がパーッと明るい。
春ですねえ。

学園通りの桜のつぼみもふくらんできた。

桜まつりの旗も設置され、通りはいよいよにぎやかだ。

オペラ「ナブッコ」

和光市が拠点の地元オペラ「オペラ彩」の公演を手伝いに。
受付でプログラムを渡す役目。

受付にいると
「二階にもロビーはありますか？」
「飲み物はどこで買えるの？」
「水が飲めるところは？」
「トイレはどこ？」
なんて質問はよくあるけれど、
「オペラグラスを借りられませんか？」
という人がいた。

合唱団で息子が出ているが、どれだかわからないからオペラグラスで探したいという。
慶応ワグネルか早稲田グリーの母親らしい。
聞いて廻ったが、あいにくオペラグラスの用意はなかった。

親の気持ち、よーくわかるので、前の席で空いているところに替えてもらうよう手配する。
一件落着！

受付といってもやることはいっぱい。
笑顔を絶やさず、親切に。

終演後受付に立ち
「ありがとうございました」を連発していると、
「こちらこそありがとう」
と声をかけてくれたり、会釈をして通り過ぎる人がほとんどだ。

作り笑顔じゃなく、心からの笑顔で感謝を込める。

それにしても客席を満杯にしたヴェルディのナブッコはすばらしいオペラだった。
特にソプラノ「アビガイッレ」役の出口正子さんが大喝采を受けていた。