南画のお稽古、きょうのお題はムラサキツユクサ。
お手本を見て一生懸命描きました。
ウラフデ、というのがなかなか理解できなくて苦戦していたところ、
先月グミを描いていて開眼!!
あ~、そういうことだったのかと。
少しわかりかけてぐ~んと楽しくなりました。
まだまだ素人の域ですがちょいとステップアップ。
「楽しんで描けば、それでよい」との師匠のお言葉を信じて励んでおります。
昨日の新日曜美術館は長沢芦雪でした。
串本から。
若い時分に取材に行ったところ。
チームリーダーとして初めて任された南紀でした。
のちにとある小児科医の机上に置かれているその本を見たときは
ドキドキするほどうれしかったな。
先生がそれを読んで南紀へ行かれるのかな~と思っただけで。
実際担当したのは和歌山から熊野にかけて。
尾鷲まで行きました。
もちろん串本では芦雪の龍虎図を、収蔵庫の中ではなく「襖」として間近に見たのでした。
便のすこぶる悪い熊野三山を歩いたことも今となっては懐かしい。
野生動物に出会ったような気もするくらい。
よくがんばってたな、そんな時があったな、ということが今のreinにとってとても大事。
その芦雪、元をたどれば南画であるといったことをはじめ
今の自分に通じる番組だからおもしろかったのでしょう。
♪ここは串本、向かいは大島、仲を取り持つ巡航船~
橋杭岩と串本節の歌詞が書いてあるのれんを毎日見て育ったのも不思議。
祖母か誰かのおみやげを母が私の部屋の入口にかけておいた…
そんなところなのでしょうけど人生はつながっているものです。
出来事、モノ、ヒト…