独立行政法人になってからも
地元では「コクリツサイタマ」と呼んでいる和光の埼玉病院。
サービスが行き届き、
最近では雑誌などでもたびたび取り上げられている。
きょうは検査の日。
で、待っている間そうした雑誌に目を通した。
生き残るためには病院も大変だわ~、と思う。
でも、埼玉病院は業績優秀病院のようで立派。
一病を持って定期的に検査を受けている人は多い。
reinもその一人。
いつもは病気のことを忘れているけれど、検査が近づくと気が重い。
元気いっぱいに見えるだけに、誰も病気もちとは思ってくれない。
無理をすると身体が警告するので
そうしたときはじっとしている。
精神を楽にすることがいちばん大切だから。
さて、Dr.K
「出版はうまくいきましたか?」
「そんなことおしゃべりしましたっけ」
「いや、前回こんなにぶ厚い校正用紙をもって入ってきたじゃないですか?」
「ああ、そうかもしれません。待つ時間も惜しくて校正してたんだと思います」
「それ、うまくいったの?」
「ハイ、形にすることはできました」
「1冊作るのにどのくらい時間がかかるの?」
「3月からスタートして9月発行でした」
「半年はかかるのか~、ふ~ん」
といったやり取りがあって、それで元気にしてもらっている。
何気なく気にしてくださることにいつも頭が下がる思い。
新病棟建設の工事を見ながらふと目をやると
「子どもたちに誇れるしごとを。清水建設」という看板。
建設業界も叩かれ叩かれして厳しいようだけど
企業努力しているのかなあ。
いい病院を建ててほしい。