aspettare

イタリア語で 待つ、、、
どうってことないけど発音が好き、、、

華麗なるペテン師たち/Hutle

2009-08-25 21:36:57 | 海外ドラマ
ミステリチャンネルで始まりました。
イギリスのBBCです。
もう随分前にNHKのBS2でやってた物なんですね。
私は今回、始めて観ました。

題名通り、詐欺のお話。

詐欺のストーリーと言えば、殆どの今の人達はオーシャンズシリーズを思い出すのでしょうか。
私はやはり今でも一番好きなのは、と言うよりも5本の指に入る映画。
「スティング」です。

今は亡きポール・ニューマンのベテラン詐欺師と今ではもうすっかり爺ちゃんになってしまった、当時は若きロバート・レッドフォード。
中学の時の映画好き仲間にはポール・ニューマンのファンの子とロバート・レッドフォードの大ファンの子がいました。
私も好きでしたよ。
当時の俳優さんは本当にかっこ良かった。
スーツが似合って二枚目で、立ち振る舞いが紳士で。
殴られる時でもかっこ良い。

いかん、いかん、好きな映画の話になると延々と語ってしまう。笑


さて、話は戻して「華麗なるペテン師たち」
いきなりの「うぉ~、懐かしい~!」
若い人は知らないと思うがナポレオン・ソロのロバート・ヴォーンが出ているではありませんか。
もうおっちゃんだけど相変わらずかっこいいねぇ~。
二ヶ国語でやってましたが、ん?この吹き替えの声ももしかして当時のお方?

引退を考えているリーダーのミッキーが、最後の大仕事をする為に仲間を呼び寄せます。
ここに新人のダニーが加わります。
実はこのダニー、スカウトされるように仕組まれて来ます。
本人は自分が進んできたように思っていますが、本当は仲間になるように仕向けられたのです。
善良な人は騙さない、金に強欲な人間から汚い金を騙して盗む。
なので彼らはなかなか捕まりません。
被害届が出ないからです。
なのにいきなり最初から警察が絡んできます。
まあ、この状況なら先が読めるなと思いつつ、ちょっとだらだらと観ていました。

「スティング」が好きなのは単に良い男が出ているだけではありません。
筋書き通りに詐欺の仕事をしていきます。
観ている私たちも参加しているゲームのよう。
無難に無難に仕掛けられます。
しかし、、、。
最後の最後で「やられた!」
彼らと一緒に仕掛けを見ているつもりなのに最後は騙された側になっている。
この感動がいつまでも忘れられませんでした。
観ているこちらは最後に騙されるのに何故か悔しいと思うより、清々しい気持ちになります。

このドラマ、台詞にもスティングの話が出てきたりして観てて「あれ?」と思いましたが、
後で調べたら、やっぱりスティングのオマージュが見られるのね。

この第一話も筋書きが最後まで推測できました。
でも、途中で「あれ?そう来るの?」
そして最後で「やられた!」
結局は推測通りでしたが、素直には辿り着きませんでした。

いやぁ~、スティングですな。

次回が楽しみです。