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イタリア語で 待つ、、、
どうってことないけど発音が好き、、、

花の百名山 霊仙山

2019-05-10 20:59:48 | 登山

 鈴鹿山脈最北端の霊仙山へ行って来ました。

ずっと南端の方を登っていたので、北の方へ行こうかな〜と、予定には入っていなかったお山なのですけどね。

登っていらっしゃる方達の写真を見ると景色が素敵で、、、。

何度でも登りたくなるっていう方が多かったのでどんな風景なんだろうってね。

 山アプリの軌道はもう面倒くさいので無しです〜。

 
 
登山口です。
 
 
 
少し歩くと登山ポストがあります。
 
 
 
木のアーチがお出迎えしてくれます。
 
 
 
階段を登って。
 
 
 
石垣が沢山ありました。
何かの名残でしょうか。
 
 
 
暫く歩くとこんな小屋が、、、。
 
 
 
そして、不気味な廃屋が、、、。
ちよっと怖いです、、、。
 
 
 
そこからは新緑の綺麗な道が続きます。
 
 
 
二合目。
 
 
 
分岐点ですが。
落合へは工事中で通れません。
なので、周回は出来ないので今回はピストンです。
こちら、工事がお休みの日は入って行かれる方もみえるようです。
山の中の工事って山を削ったりすると思うんですよ。
工事を行っていなくても土砂崩れとか事故が起きないとは限らないので、私は工事がお休みでも通りません。
事故に巻き込まれても責任は取ってもらえないし、そんなリスクを負ってまでして山は登りません〜。
 
 
 
三合目。
 
 
 
ここから少し岩が出てきます。
 
 
 
この時期はほんと、新緑が綺麗です。
歩いていても楽しい〜。
苦しいけど、、、。
 
 
 
岩がゴロゴロ出てきました。
 
 
 
ここまで登ると景色も良くなってきます。
 
 
 
ここからお花ちゃん達が沢山出てきました。
嬉しい〜。
 
 
 
名前が分からない子ばかりなので後でじっくりと調べてみたいと思います。
でもすぐ忘れる。
 
この子はほんと、小さな子。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
お花に見とれて中々進めません。
 
 
 
お花に見とれながら登って来たらいつの間にか見晴らしの良い場所に出てきました。
 
今日は風も殆ど無く穏やかな日です。
 
この辺で、、、。
地図を失くした事に気づきました。
まったくどんくさい、、、。
ピストンなので帰りに見つかると良いな〜と思いましたが、まずは地図が無いのが不安になりました。
スマホのアプリはありますが、スマホはいつどうなるか分からないので不安です。
こちらの山は地図とコンパスを持って行った方が良いとありましたが、まさか失くすとは、、、。
今度からはもう一枚、予備の地図を持ってこようと思いました。
失敗から得るものは大きいですね。
 
 
 
岩が沢山出てきました。
 
 
 
なんか良い感じ〜。
 
 
 
七合目。
お猿岩ですって。
 
 
 
さて、ここからはなだらかな道のりです。
 
のんびり歩きます。
 
 
 
ここが山の上なんてね〜、、、。
 
 
 
ここ、最初見た時ギロチン台かと思いましたよ〜。
 
 
 
鳥居でした。
 
八合目。
お池と言います。
 
 
 
だあれも居ません。
私ひとりの世界。
音すらしない、、、。
不思議な空間。
 
 
 
素になれます。
本当の自分と向き合える唯一の時間。
 
 
 
バスクリンが入っているような池。
 
 
 
枯れているように見えますが、新芽がちゃんと出ています。
 
 
 
ここからまたお花が一杯〜。
 
 
 
今回一番気に入った子。
紫のグラデーションが綺麗なの。
 
昔、実家に住んで居た時は野菜や花の園芸に凝っていて、色々と育てました。
でも、気に入ったお花ってこれと言って無かったのです。
「好きな花は何?」と聞かれても答えられなかった、、、。
 
最近分かったのは、こんな、ひっそりと咲いている小さなお花が好きだって事。
どーんと存在感があるお花より大好きです。
花に生まれ変わるならこんな可愛い子が良いな〜。
 
 
 
九合目。
経塚山です。
ここまで来ると、風が強くなってきました。
風のある時は相当な強風が吹くでしょうね。
 
 
 
こちらにも一杯咲いていました。
 
 
 
 
 
 
 
さ、山頂目指してもうひと登り。
 
 
 
登っている最中も沢山のお花達に目が行って中々登れません。
 
 
 
ほんと、可愛いわ〜。
 
 
 
この子も小さくて。
 
 
 
そんなこんなで道間違えて、先に最高点に来てしまいました。
 
 
 
 
 
ここから通行止めになっている落合の方へ行けます。
 
 
 
少し歩いて。
 
 
 
工事が終わったらいつか周回してみたいな〜。
来年の花の時期にまた来てみたい、、、。
 
 
 
最高点まで戻って一休み。
ゴロンと座って、腹ごしらえします。
お花達に囲まれてね。
幸せ〜。
 
ふと、見ると、、、。
岩の影にひっそりとお気に入りの子が、、、。
 
今度、花に生まれ変わるならこんな風にひっそりと岩陰に咲いている花が良いな〜。
親近感湧いてしまった。
 
 
 
さて、今度こそ山頂目指します。
 
 
 
絵になりますね〜。
 
 
 
違う世界みたい、、、。
 
 
 
お花ちゃんを踏まないように気をつけて歩きます。
 
 
 
 
また違う子が〜。
 
 
 
長閑です。
 
 
 
琵琶湖が見えます。
 
 
 
ハイ、山頂です〜。
 
 
 
タッチ〜。
風が強いのでウインドブレーカー要ります。
 
 
 
では、戻ります。
 
 
 
途中で見つけた楽しい木。
 
なんだか歩いているみたいでしょ?
木の妖精さん?
 
 
 
都会では見られなくなったナナホシテントウ。
私の腕にくっついて来ました。
こんにちは。
 
 
 
たんぽぽも一杯咲いていました。
 
 
 
緑のグラデーションが綺麗です。
 
 
 
ここにも黄色いお花ちゃん。
 
 
 
 
 
この子、珍しい形してるわ〜。
 
 
 
この子も変わってる〜。
 
 
 
ここまで来たら、
「あっ」
見覚えのある物が、、、。
私の地図だ〜。
どなたかが拾って掛けて置いて下さったのですね。
ありがとうございます。
 
猿投山でもしょっちゅう手袋やタオルや帽子など、落とし物は木等に掛けてあります。
ちょっとした親切な心、嬉しいですね。
私もちゃんとご恩返しでは無いけど、心掛けます。
 
 
 
下山途中で、、、。
眼の前を横切って行った子。
たぬきちゃんかしら?
びっくりしました。
でもこの子、、、。
とっても歩き方がしんどそうで、、、。
何処か具合が悪いのか、病気なのか、、、。
年なのか、、、。
とっても心配になりました。
でもどうもしてあげられないものね。
ここが住処なのか、この木の中に入って行きました。
ずっと心に残った子、、、。
元気になると良いな、、、。
 
 
 
そして、、、。
緑のアーチまで帰って来ました。
 
 
 
はい、ゴール。
今日は穏やかで良いお天気に恵まれて、お花達に一杯出会えて楽しい山行になりました。
いつも楽しいけどね。 
 
今回お会いした、年配のご夫婦。
奥様の方がお話好きで、下山の時呼び止められて、、、。
「今何時?」って聞かれて。
それから 「ちょっと時間いい?」って。
10分位ずっと話されていました。
 
今日は伊吹山に登るつもりで来られて、霊仙山に来たそうです。
 
何故か雪山の話になって、、、。
「雪山やるの?」
私「いえ、雪山はやらないです。」って言ったら、ずっと雪山の魅力を話て下さって。
雪山は普通の山登りより格別だって。
 
10年から20年位前はご夫婦で伊吹山の雪山を登られていたそう。
まだスキー場だった頃。
あそこは急登だからピッケルとか要るかと思っていましたが、おかあさん、「そんなの要らないわよ。」って。
ストックで良いって。
あまり早くから行かずに、ラッセルしなきゃならないから、人の後を行くと良いって。
 
延々と話されて、お別れして歩きだしたらまた後ろから呼び止められて。
「ある物で良いからね、何も揃えなくても。 是非行きなさい。」って。
 
何だったんだろうって、笑えた〜。
でも、私でも行けるかな〜、、、。
おかあさん、2月に行ったって、今より雪も多かったって。
でも、フカフカの雪なら大丈夫かな〜。
 
御在所で知り合った温泉一緒に行った方にも言われたな〜。
「いつか雪の御在所も登って」って。
その時は土日の人が大勢の時なら迷わないからってアドバイスもらった。
 
皆さん、私よりも年上だったけど凄いな〜。
でも、低山で自分で行ける場所なら行ってみたいな〜と今年チェックはしたんだな〜。
霧氷が見える低山で、御在所も伊吹山も入ってないけど、、、。w