りきる徒然草。

のんびり。ゆっくり。
「なるようになるさ」で生きてる男の徒然日記。

卒業。

2014-07-14 | Weblog
一度だけ、ライブに行ったことがある。

たしか、1990年4月だった。
場所は、広島サンプラザ。
だがワタシの席はアリーナの最後列で、しかもすぐ目の前の席に190cmくらいありそうな
男がいて、その男が曲に合わせて右へ左へと下手くそなダンスをしながら大声で歌うもんだから、
ステージの氷室の姿はほとんど見ることができなかった記憶がある。

ボウイを解散してまだ間もなかったからか、その時のライブでは代表曲の
「IMAGE DOWN」や「わがままジュリエット」も演奏された。
皮肉にも、2時間弱のライブを通して最も歓声が大きかったのは、この2曲の
イントロが会場に響いた時だったことを、今でもよく憶えている。

そんな意味も含めて、20数年前に行ったこのコンサートは、今思えば、
とても貴重なライブだったのかも知れない。

氷室京介がライブ活動から引退するそうだ。
正確には、コンサートのステージ上で“氷室京介を卒業する”と言ったそうだけど。

この発言をネットのニュースで読んだ時、“相変わらずだなぁ”と思った。

“相変わらず”というのは、1987年のボウイの解散時も、ステージ上で公表したのだが、
その時も、“解散”の言葉は一切使わずに発表した。
悪い表現をすれば、政治家の答弁のような、どうにでも解釈できる遠回しな言い方で(笑)

今回の一件は、どういう意味なのだろう。
本当に、ライブ活動の第一線から退くつもりなのだろうか。
でも、今の日本のロックシーンでは、50代のロックミュージシャンなんて、中堅の部類に
なってきているのに。

最後に、30年近く彼の音楽に接してきた世代の方なら、誰もが心の片隅に抱いている希望的観測を
記して、今日のこの日記を終わります。





・・・・再結成してください。




●氷室京介ライブで引退発言、HPで発表「来年でコンサート活動を休止」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140713-00000085-dal-ent
コメント
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