りきる徒然草。

のんびり。ゆっくり。
「なるようになるさ」で生きてる男の徒然日記。

パソコンと年賀状。

2015-11-03 | Weblog
昨日のブログにも書いたとおり、風邪をひいたので、今日は一歩も家から出ずにおとなしくしていた。

おかげで、ずいぶん快復した様子。
体調が軽くなったので、夕方から住所録をパソコンに入力した。



今春、我が家のパソコンがクラッシュしてしまい泣く泣くリカバリーしたので、住所録も消えてしまったのだ。
いつでも出来るいつでも出来る・・・と先延ばしにしているうちに、気がつけば紅葉の季節。
やることもないので仕方なく・・・という感じで、パソコンを起動させた。

今年いただいた数多の年賀状を手元に置いて、送り名の名前と住所を入力していくうちに、ふと思った。

なぜ住所録が必要かと言えば、年末の年賀状作成のため・・・もうホントにそれだけのためなわけで。
しかしその一方で、パソコン=インターネットが普及したために、年賀状は衰退傾向にあるわけで。

とどのつまり、今、自分がパソコンでやっている作業は、ヒジョーに皮肉な作業なんじゃないかと 。
表も裏もパソコンで作られる年賀状の身になってみたら、複雑な心境なんじゃないだろうか。
耐え難い屈辱を感じながら、プリンタで印字されているんじゃないか。

もう何年も何年もパソコンで年賀状を作ってきておきながら、今頃になってそんなことをふと思った(笑)

そういえば、最近の10代20代の人達の中には、スマホの普及の影響でパソコンを使えない子が増えているらしい。

「これからはパソコンを使えないと生きていけないよ」

・・・こんな台詞を頻繁に耳にしたのは、ワタシが中高生の頃だっただろうか。
あの頃のワタシにはにわかに信じられない事だけど、どうも、あれから時代がひと回りしたのかも知れない。

つい数年前までは、いずれ年賀状の習慣は絶滅して、パソコンの一人勝ちの時代が訪れる予想をしていたけど、このままだと、もしかしたら年賀状もパソコンも仲良く一緒に過去の遺物になってしまう時代が遅かれ早かれ訪れるのかも。

いや、年配の方々のことを考えたら、年賀状は早々には無くならないか。
だとすると、年賀状の習慣は残って、パソコンだけが博物館行きになるか?

案外、そうなるかも知れないね。
コメント
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