りきる徒然草。

のんびり。ゆっくり。
「なるようになるさ」で生きてる男の徒然日記。

終わる店。

2017-01-15 | Weblog
この土日は、実家で過ごした。

入院中の母の代わりにワタシと妻で家事全般を。
実家の台所で洗い物なんて、何十年ぶりだろう。
いや、もしかしたら、初めてかもしれない(笑)

入院してもうすぐ1週間になるが、入院で必要な備品はほぼ持って行ったと思っていたが、やはり後からもポロポロと出てくる。

なので、今日は午後から近所のスーパーまで買い物へ。

このスーパー、実は今日、1月15日で閉店。

数日前に訪れた時は、まだ普段と変わらない品揃えだったが、今日訪れたら、見事にものけの空。



まぁ、あと数時間の営業で完全終了なわけだから仕方ないのかも知れないが、商品が何もない生鮮売場を目にするのは、やはり奇妙な感じ。
まるで昔テレビニュースで見た、社会主義国のスーパーマーケットみたいだ(笑)



それでも、お客さんはそこそこいる。

商品は少ないと言えども、そのほぼ全てが割引されているので、おそらくそれが目当ての人達だろう。
例えが悪いかも知れないが、まるでライオンが食べ残した獲物を貪るハイエナみたいだなぁ・・・と思いながら、母の備品を買ったついでに、靴屋のテナントで3割引のコンバースを、ワタシも衝動買いしてしまった(笑)

このスーパーが開店したのは、今から25年前。
今回の閉店の理由には、ライバル店との競争以外にも、建物の老朽化もあるそうだ。

しかし、25年で老朽って、早すぎやしないか?

買い物を済ませた後、外へ出て、コンクリート造りで頑丈そうな2階建の外観を眺めながらそう思う。

25年で老朽化した店で、73年で老朽化して骨折した人のための備品を買うなんて、何だか悪い冗談みたいだ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする