りきる徒然草。

のんびり。ゆっくり。
「なるようになるさ」で生きてる男の徒然日記。

転院。

2017-01-28 | Weblog
骨折で、先々週から総合病院へ入院していた、母。

昨日、隣町の三原の病院へ転院した。

間違っても、転院しなければならないほど酷い状況なのではなく。
むしろ順調に快方に向かっているので、これからは日常生活に戻った時のことを考えて、より専門的なリハビリを・・・という目的の転院。

実際、今日父と見舞いに行ったのだが、母は、車椅子はもとより、数日前まで手放せなかった杖さえもつかず、普通に歩いていた。
何も知らない人が見たら、単にパジャマを着たおばあちゃんにしか見えない(笑)

今回転院した病院は、実は、ワタシの仕事のお客様。

数年前から、ワタシはこの病院の広報紙を制作させてもらっている。
先に入院していた総合病院で、転院先の病院をいくつか紹介された時、この病院もその中に入っていた。
どの病院へ転院するかは、当人である母やワタシたち家族が決めればよいのだが、いったい何を基準に選べばよいのか皆目検討がつかなかった。
すぐに決められず、しばらく保留にしていたのだけど、そろそろ転院先を決めなければならない・・・という期限が近づいてきたある日、会社のワタシのアドレスに、この病院からメールが着信した。
そのメールは、新しい広報紙を制作するための、原稿だった。

誰でもそうだと思うけれど、仕事の時にはプライベートのことはあまり考えない。
だからワタシも通常の仕事モードで、病院から届いたメールを開いて、ワードやらエクセルやらで作られた原稿を整理していたのだが、その原稿に目を通していた途端に、母のことを思い出してしまった。

なぜなら、今回の広報紙に掲載する特集が、「大腿骨骨折のリハビリについて」だったからである。

・・・お袋の骨折そのものじゃねーか (-_-;)

転院先を決める頃にタイミングよくメールが届くし、しかもその内容が母のケガとドンピシャだし、もしかしたらこれは、病院に誘われているのかも知れない・・・そう思ってしまったとしても、誰がワタシを責められるだろうか(笑)

真面目な話をすれば、長年の広報紙制作を通して、この病院がリハビリに力を入れていることは知っていたし、何よりも、先生はもちろん、職員の方々も、患者や医療に対してとても真摯に対応されていることを知っていた。
だから、仮にメールの着信や特集記事のような出来事がなくても、ワタシは転院先にこの病院を母に薦めていたかも知れない。



写真は、病室から見た景色。
隣が広大なショッピングモールという立地。
イオンやヤマダ電機や焼肉屋やパチンコ屋・・・などなど。

仮にワタシが母の立場だったら、普通に歩けることにかこつけて、フラフラと無断外出して出歩いてしまうかも (^_^;)
コメント (2)
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