りきる徒然草。

のんびり。ゆっくり。
「なるようになるさ」で生きてる男の徒然日記。

さよなら、ツイン。

2020-05-29 | 家族
突然ですが、愛車・ツインを手放すことになりました。

購入から10年を迎えた頃から、具合の悪い箇所がポツポツと出てきて、その度に修理や部品の交換を繰り返し、ここ数年はある意味〝騙し騙し”乗り続けてきた。

しかし、今年に入ったあたりから、運転していると「もう走れないよ~(>_<)」と、まるで悲痛な訴えのような異音や振動が、エンジン、足回り、室内・・・といった具合に、ありとあらゆる箇所から聞こえはじめ、おまけに先週からは、エアコンの効きも悪くなってきた。

さすがに、もう、潮時のようだ。

所有年数 : 16年。
走行距離 : 180,000km。
車検の期限は、今月。

未練がましいけれど、せめてギリギリまで乗って手放そうと、今年の春先に決めた。





ツインには、走るための必要最低限の装備しか付いていない。

だから、快適に走りたければ、何もかも自分で調達しなければならなかった。

全塗装、サイドのホワイトライン、ダウンサスペンション、大径タイヤ、アルミホイール、レカロシート、BOSCOマフラー、オールドミニのルーフキャリア・・・etc.

下手をすれば、もう一台ツインを買えるほどのカスタマイズを施してきたおかげで、クルマのメカニズムにもずいぶん詳しくなった(笑)







しかし何よりも収穫だったのは、この希少なクルマを通じて、様々な人達と出会えたことだ。

キムさん、タツロンさん、RISKYさん 、ごんさん、URAさん、ぼのぼのさん、TAKEさん、みゃあ公さん、コナンさん、みずさん、Aniiさん・・・etc.

ワタシなんか到底敵わないほど、ツインに愛情を注ぎ込んでいる全国のオーナー達。

そんなみんなに会いたくて、年に一度、愛知県の知多半島で開催されていた全国オフ会『Twin Peaks』に、毎年せっせと通っていた時期もあった。







今思えば、こんなチョロQみたいなクルマで、毎年毎年、往復1,000kmもよく走って行ったもんだ。

しかし、目的地にはそれだけの道のりを走ってゆくだけの楽しみが待っていたし、何よりも、2シーターの小さなクルマでの一人旅は、最高に楽しく愉快だった。





今まで所有したクルマの中で、最も小さく、最も長く所有し、最も長い走行距離を走り、そして、最も面白かったクルマ。

これから先、あと何台のクルマに乗れるのか分からないけれど、これほど愛着が持てるクルマには、おそらくもう二度と出会うことはないだろう。





長い間お疲れ様。
楽しかったよ。
本当に、ありがとう。

では、最後のドライブへ、行ってきます。
コメント (5)
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