りきる徒然草。

のんびり。ゆっくり。
「なるようになるさ」で生きてる男の徒然日記。

桜並木まで。

2024-04-06 | 家族

今日は、休日。

いつもより早めに目が覚めたので、ちょっと早いとは思ったが、至近の実家に顔を出した。

実家に着くと、ちょうど鉢植えを抱えて玄関から出てきた母とバッタリ。

「どうしたんね?今日は早う来たんじゃね」

天気も良いし暖かいので、玄関に置いているシクラメンの鉢植えを裏庭で陽の光に当てるとのこと。

母と入れ違いで玄関から入って、仏壇に線香を供えて、合掌。
その後、鉢植えを裏庭に置いて戻ってきた母と、来月行う祖母の三十三回忌と父の七回忌の法事について、お寺とのやり取りのことやら出席者のことやら食事のことやら茶の子のことやらを、もう一度確認。

おそらく祖母の法事は、これで最後。
父の法事にしても、この次の十三回忌まではしばらく時間が空くことなる。
なので、近しい親戚も来ていただくような賑やかな法事はこれが最後になるような気がする。

それらの話と段取りがひと段落して、テレビを見ながらよもやま話。
桜が咲き始めたことをワタシがポロッと話したら、そのままその流れで近所の桜並木まで母と一緒に歩いてみることになった。



          ◆



片道500m。
小学校時代の通学路でもあり、子どもの頃に数えきれないほど行ったり来たりした道。
昔は道の周りは見渡す限り畑(しかもその大半がみかん畑)だったのに、今ではほぼそのすべてが住宅地に。

そんな風景の中を、50代半ばになった息子と今年80歳になる母がとぼとぼ歩きながら取り留めのない会話。

再来週、ワタシが人間ドックに行くこと。

母が通院する開業医の先生が代替わりしたこと。

ここ数日奥歯が痛むので歯医者に行った方が良いのだけど、なんだか億劫でめんどくさいこと。

・・・年齢的なものかも知れないが、そのほとんどがお互いの身体のことや病院の話(笑)



          ◆



桜は、7分咲きといった感じだった。



ウグイスが、鳴いている。

桜の蜜を啄む蜂の羽音も、聞こえる。

近くの小さな公園で、若いママさんと小さな子どもが遊んでいる。

春が訪れたことを、実感。



          ◆



今年の桜は、例年に比べて咲くのが遅かったようだ。

思い返せば、ワタシが学生だった頃は、入学式前後に咲き誇っていた記憶がある。

しかし最近では卒業式前後に咲くのが、もう普通の感覚になっていた気がする。

これは、どういうことなのか。

開花時期が元に戻りはじめたのか?
それとも、単に今年がイレギュラーなだけなのか・・・?

まぁ、どっちでもいい。

今年の桜も、綺麗だ。
コメント (2)
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