1.リベンジ-小樽市総合博物館の冬季部分閉鎖と新たなる計画
以前は“静態保存”にさほど興味はなかった。
それは人間で謂えば“屍体”の様なものだからだ。
どんな綺麗なお姉さんでも屍体は好きになれない・・・。
そんな感覚で興味の主体は営業運転されている車両のみであった。
しかし興味の対象が電車や気動車からさらに路面電車や機関車にも広がり、
特に機関車全車両を取材ターゲットとして活動してからは、
かつての名機の静態保存車両にも興味が行くようになった。
確かに今では錆びた鋼鉄の塊に無理矢理塗装を施した形のみの存在であって、
そこに息吹は全く感じられないけれど、
それでもかつての栄光を何らかの形で後世に伝えたいとする、
人間達の傲慢とも云えるかもしれない死に化粧を楽しむことに、
何らの躊躇いもなくなってきているのである。
自分自身が年を重ねていくうちに、
鉄道車両に対する考え方にも必然的な変化がもたらされているのかもしれない。
近年はそのような理由から日本各地の鉄道車両を静態保存している施設、
鉄道博物館や公園などの保存車両を訪ねることも、取材対象のひとつとなっている。
そんな中のひとつが北海道の小樽にある小樽市総合博物館である。
ここは鉄道専門の博物館ではなく、あくまで“総合”博物館ではあるが、
その展示内容のほとんどが鉄道関係で、
しかも土地の広い北海道ならではの保存車両の多さも嬉しい。
そこで去年11月に土日を利用してこの小樽市総合博物館を訪問した。
しかし実際、現地を訪れて目が点になった。
屋外展示の大半の車両にブルーシートが掛けられていたのである。
これも北海道ならではの事情なのだが、
雪の厳しい北海道では屋外展示の車両が傷まないように、
冬の間はブルーシートを掛けて車両を保護する。
確かに鉄の塊を何ヶ月も雪の下に晒しておく訳にはいかない。
こうして去年11月の取材はものの見事に撃沈したのである。
そしてそのリベンジをこの夏に行うことにした。
前回は土曜日の朝に飛行機で新千歳まで行き、そのまま小樽へ快速“エアポート”で移動、
小樽市総合博物館を取材して当日移動で函館まで行き、
日曜日に“スーパー白鳥”で新青森まで行って東北新幹線で帰京する。
かなりの強行スケジュールだったが、
今回は夏期休暇を利用してゆったりと計画が組める。
今の会社は固定した夏期休業はなく、7月8月で2日間の夏期休暇を交代で取る。
そこで8月16日木曜日と17日金曜日に夏期休暇を取得し、
小樽市総合博物館のリベンジ取材を計画した。
8月15日(水)
17:44幕張-総武緩行線・上り1787B(6)-17:50津田沼[10]
18:00JR津田沼駅南口-エアポートリムジンバス(65/1:05)-19:05羽田空港[85/1:25]
20:30羽田空港-ANA081便(95/1:35)-22:05新千歳空港[11]
22:14新千歳空港※-快速エアポート223号(38)-22:52札幌
※ホテルルートイン札幌駅北口チェックイン
8月16日(木)
※ホテルルートイン札幌駅北口アウト
07:34札幌※-函館本線・下り135M(46)-08:20岩見沢[10]
08:30岩見沢ターミナル※-中央バス三笠線・下り(28)-08:58三笠市民会館[6] \430
09:04市民会館-三笠市営バス幌内線・下り(8)-09:12鉄道記念館[204/3:24,259/4:19]
※三笠鉄道村 幌内ゾーン/三笠鉄道記念館
12:36鉄道記念館-三笠市営バス・上り(6)-12:42クロフォード公園[227/3:47]
※三笠鉄道村 三笠ゾーン/クロフォード公園
16:29三笠市民会館-中央バス三笠線・上り(35)-17:04岩見沢ターミナル[31]
17:35岩見沢※-函館本線・上り3452M(43)-18:18札幌
※ホテルルートイン札幌駅北口イン
8月17日(金)
08:05-08札幌-函館本線・下り134M(46)-08:54小樽[26]
09:20小樽駅第3ターミナル-中央バス・祝津線・下り(7)-09:27手宮[244/4:04]
※小樽市総合博物館
14:31手宮バスターミナル※-中央バス・小樽市内本線(9)-14:40小樽駅前[31]
15:11小樽※-区間快速石狩ライナー3443M(42)-15:53-16:03札幌
ここまでは計画は固定だが、ここから先は切符が取れるかどうかで、
三段階の計画を用意した。
以前は“静態保存”にさほど興味はなかった。
それは人間で謂えば“屍体”の様なものだからだ。
どんな綺麗なお姉さんでも屍体は好きになれない・・・。
そんな感覚で興味の主体は営業運転されている車両のみであった。
しかし興味の対象が電車や気動車からさらに路面電車や機関車にも広がり、
特に機関車全車両を取材ターゲットとして活動してからは、
かつての名機の静態保存車両にも興味が行くようになった。
確かに今では錆びた鋼鉄の塊に無理矢理塗装を施した形のみの存在であって、
そこに息吹は全く感じられないけれど、
それでもかつての栄光を何らかの形で後世に伝えたいとする、
人間達の傲慢とも云えるかもしれない死に化粧を楽しむことに、
何らの躊躇いもなくなってきているのである。
自分自身が年を重ねていくうちに、
鉄道車両に対する考え方にも必然的な変化がもたらされているのかもしれない。
近年はそのような理由から日本各地の鉄道車両を静態保存している施設、
鉄道博物館や公園などの保存車両を訪ねることも、取材対象のひとつとなっている。
そんな中のひとつが北海道の小樽にある小樽市総合博物館である。
ここは鉄道専門の博物館ではなく、あくまで“総合”博物館ではあるが、
その展示内容のほとんどが鉄道関係で、
しかも土地の広い北海道ならではの保存車両の多さも嬉しい。
そこで去年11月に土日を利用してこの小樽市総合博物館を訪問した。
しかし実際、現地を訪れて目が点になった。
屋外展示の大半の車両にブルーシートが掛けられていたのである。
これも北海道ならではの事情なのだが、
雪の厳しい北海道では屋外展示の車両が傷まないように、
冬の間はブルーシートを掛けて車両を保護する。
確かに鉄の塊を何ヶ月も雪の下に晒しておく訳にはいかない。
こうして去年11月の取材はものの見事に撃沈したのである。
そしてそのリベンジをこの夏に行うことにした。
前回は土曜日の朝に飛行機で新千歳まで行き、そのまま小樽へ快速“エアポート”で移動、
小樽市総合博物館を取材して当日移動で函館まで行き、
日曜日に“スーパー白鳥”で新青森まで行って東北新幹線で帰京する。
かなりの強行スケジュールだったが、
今回は夏期休暇を利用してゆったりと計画が組める。
今の会社は固定した夏期休業はなく、7月8月で2日間の夏期休暇を交代で取る。
そこで8月16日木曜日と17日金曜日に夏期休暇を取得し、
小樽市総合博物館のリベンジ取材を計画した。
8月15日(水)
17:44幕張-総武緩行線・上り1787B(6)-17:50津田沼[10]
18:00JR津田沼駅南口-エアポートリムジンバス(65/1:05)-19:05羽田空港[85/1:25]
20:30羽田空港-ANA081便(95/1:35)-22:05新千歳空港[11]
22:14新千歳空港※-快速エアポート223号(38)-22:52札幌
※ホテルルートイン札幌駅北口チェックイン
8月16日(木)
※ホテルルートイン札幌駅北口アウト
07:34札幌※-函館本線・下り135M(46)-08:20岩見沢[10]
08:30岩見沢ターミナル※-中央バス三笠線・下り(28)-08:58三笠市民会館[6] \430
09:04市民会館-三笠市営バス幌内線・下り(8)-09:12鉄道記念館[204/3:24,259/4:19]
※三笠鉄道村 幌内ゾーン/三笠鉄道記念館
12:36鉄道記念館-三笠市営バス・上り(6)-12:42クロフォード公園[227/3:47]
※三笠鉄道村 三笠ゾーン/クロフォード公園
16:29三笠市民会館-中央バス三笠線・上り(35)-17:04岩見沢ターミナル[31]
17:35岩見沢※-函館本線・上り3452M(43)-18:18札幌
※ホテルルートイン札幌駅北口イン
8月17日(金)
08:05-08札幌-函館本線・下り134M(46)-08:54小樽[26]
09:20小樽駅第3ターミナル-中央バス・祝津線・下り(7)-09:27手宮[244/4:04]
※小樽市総合博物館
14:31手宮バスターミナル※-中央バス・小樽市内本線(9)-14:40小樽駅前[31]
15:11小樽※-区間快速石狩ライナー3443M(42)-15:53-16:03札幌
ここまでは計画は固定だが、ここから先は切符が取れるかどうかで、
三段階の計画を用意した。