12.寝台特急「あけぼの」シングルDXの居住性-旅の終わり
寝台特急「あけぼの」は上野と青森を羽越本線経由で結ぶ寝台特急で、
東北本線、高崎線、上越線、信越本線、羽越本線、奥羽本線を通過する。
使用客車は青森車両センター所属の24系、
牽引機関車は上野から長岡までがEF64型1000番台電気機関車、
長岡から青森までがEF81型電気機関車である。
東北新幹線新青森駅開業時に廃止されるのではないかと心配したが、
現在もまだ廃止を真逃れている。
車内は開放B寝台が中心でゴロンとシートもレディスを含めて2両連結、
さらにA寝台個室「シングルデラックス」とB寝台個室「ソロ」が連結されている。
今回は「シングルデラックス」を取ることができた。

車内にはシャワー設備がないものの、A寝台個室には室内にお湯も出る洗面設備があり、
タオルを濡らして体を拭く程度のことはできる。
また室内は一人用個室であるが、予備ベッドが壁にあり、
ひとつの部屋を二人で使う場合にはそれを引き出して使うこともできる。
また2段ベッド使用時に使う梯子が立てかけてある壁は、
隣の部屋との出入り口も兼ねていて、二つの部屋を繋げて家族で使う場合などにはここを開放できる。
利用客の事情に合わせて多彩なアレンジができるように工夫されている。
285系電車「サンライズエクスプレス」の「シングルデラックス」と比べると、
若干居住性は劣るものの、それでも列車の中の居住空間として考えれば十分満足できる。
以前に利用した時には室内に小さなブラウン管テレビが設置されており、
映画が繰り返し流されていたが、今回は撤去されていた。
また車内にはしない販売はなく、また自販機もないため、飲食物は乗車前に用意しなければならない。
乗り込んで暫くすると車掌がやってきて検札していった。

そのあと新青森で購入した駅弁を夕食として喰う。
買い込んだビールもぬるく前に一気に飲んでしまったため、
日中の疲労の蓄積もあって直ぐに眠くなってしまった。
おかげで夜中に目が覚めてしまった。
寝るのが早すぎたのだ。
時間は2:25a.m.で、窓の外を見るとそこは長岡だった。

ここは客扱いする駅ではなかったが、
ここはEF81型電気機関車とEF64型1000番台電気機関車が交換する駅である。
以前に上野から青森まで乗った時は、まだ「北陸」や「能登」が定期運用されていた時代だったため、
車窓からこの二つの列車や交換される機関車を見ることができたが、
今回は上りということもあって停車番線が違うために機回りの電気機関車を観察することもできない。
そこで再び寝てしまった。
寝台特急「あけぼの」は06:58に上野へ到着する。

上野で列車を降りて機関車の写真などを撮ったが、
さすがに疲労が蓄積していて推進回送までは取材せずに山手線で東京まで戻り、
東京駅で新しく開業した「駅弁屋 祭」で鳥取のカレーメンチカツサンド550円を購入する。
最初の予定では上野でモーニングを喰うつもりだったが、
疲労が重なって朝食を喰う気力もなくなってしまっていたため、
自宅に戻ってから喰うつもりで駅弁を購入した。
東京から快速で津田沼まで行き、ここから緩行線で帰る。
今回の旅は雨で泣かされて、予定の半分しか取材できなかったが、
それでも十分に旅を楽しむことができたし、
取材できなかった三笠村はまた次の機会に狙うことにしよう。
雨による三笠村取材の断念は、また北海道に来いという意味が含まれているのかもしれない。
いずれにしろ、近いうちにまた北海道に行くことにしよう。
-取材結果-
2012.08.15. 撮影 18枚 3枚
08.16. 撮影 1062枚 97枚
08.17. 撮影 1195枚 112枚
08.18. 撮影 812枚 74枚
08.19. 撮影 46枚 7枚
合計 撮影 3133枚 293枚 採用率 9.4%
寝台特急「あけぼの」は上野と青森を羽越本線経由で結ぶ寝台特急で、
東北本線、高崎線、上越線、信越本線、羽越本線、奥羽本線を通過する。
使用客車は青森車両センター所属の24系、
牽引機関車は上野から長岡までがEF64型1000番台電気機関車、
長岡から青森までがEF81型電気機関車である。
東北新幹線新青森駅開業時に廃止されるのではないかと心配したが、
現在もまだ廃止を真逃れている。
車内は開放B寝台が中心でゴロンとシートもレディスを含めて2両連結、
さらにA寝台個室「シングルデラックス」とB寝台個室「ソロ」が連結されている。
今回は「シングルデラックス」を取ることができた。

車内にはシャワー設備がないものの、A寝台個室には室内にお湯も出る洗面設備があり、
タオルを濡らして体を拭く程度のことはできる。
また室内は一人用個室であるが、予備ベッドが壁にあり、
ひとつの部屋を二人で使う場合にはそれを引き出して使うこともできる。
また2段ベッド使用時に使う梯子が立てかけてある壁は、
隣の部屋との出入り口も兼ねていて、二つの部屋を繋げて家族で使う場合などにはここを開放できる。
利用客の事情に合わせて多彩なアレンジができるように工夫されている。
285系電車「サンライズエクスプレス」の「シングルデラックス」と比べると、
若干居住性は劣るものの、それでも列車の中の居住空間として考えれば十分満足できる。
以前に利用した時には室内に小さなブラウン管テレビが設置されており、
映画が繰り返し流されていたが、今回は撤去されていた。
また車内にはしない販売はなく、また自販機もないため、飲食物は乗車前に用意しなければならない。
乗り込んで暫くすると車掌がやってきて検札していった。

そのあと新青森で購入した駅弁を夕食として喰う。
買い込んだビールもぬるく前に一気に飲んでしまったため、
日中の疲労の蓄積もあって直ぐに眠くなってしまった。
おかげで夜中に目が覚めてしまった。
寝るのが早すぎたのだ。
時間は2:25a.m.で、窓の外を見るとそこは長岡だった。

ここは客扱いする駅ではなかったが、
ここはEF81型電気機関車とEF64型1000番台電気機関車が交換する駅である。
以前に上野から青森まで乗った時は、まだ「北陸」や「能登」が定期運用されていた時代だったため、
車窓からこの二つの列車や交換される機関車を見ることができたが、
今回は上りということもあって停車番線が違うために機回りの電気機関車を観察することもできない。
そこで再び寝てしまった。
寝台特急「あけぼの」は06:58に上野へ到着する。

上野で列車を降りて機関車の写真などを撮ったが、
さすがに疲労が蓄積していて推進回送までは取材せずに山手線で東京まで戻り、
東京駅で新しく開業した「駅弁屋 祭」で鳥取のカレーメンチカツサンド550円を購入する。
最初の予定では上野でモーニングを喰うつもりだったが、
疲労が重なって朝食を喰う気力もなくなってしまっていたため、
自宅に戻ってから喰うつもりで駅弁を購入した。
東京から快速で津田沼まで行き、ここから緩行線で帰る。
今回の旅は雨で泣かされて、予定の半分しか取材できなかったが、
それでも十分に旅を楽しむことができたし、
取材できなかった三笠村はまた次の機会に狙うことにしよう。
雨による三笠村取材の断念は、また北海道に来いという意味が含まれているのかもしれない。
いずれにしろ、近いうちにまた北海道に行くことにしよう。
-取材結果-
2012.08.15. 撮影 18枚 3枚
08.16. 撮影 1062枚 97枚
08.17. 撮影 1195枚 112枚
08.18. 撮影 812枚 74枚
08.19. 撮影 46枚 7枚
合計 撮影 3133枚 293枚 採用率 9.4%