林檎乃「とほほ・・・。」ブログ

林檎乃麗の「とほほ・・・。」な日常を綴っています。 

北海道-三笠、小樽の旅11.

2012-10-23 | 鉄道・旅行
 11.新青森と青森の攻防-寝台特急「あけぼの」の入線

新青森に到着して改札の外に出たところで、
貨物列車の通過があったが、EF81型503号機が牽引していた。
前回は日暮れでうまく取材できなかった新青森駅を取材する。
かつては新青森は単式1面1線の無人駅だったが、
東北新幹線の終着駅として変貌を遂げた。
しかし以前、奥羽線を利用した時に車内から見た新青森駅は、
駅前には何にもなく、ただホームに合わせて、
“東北新幹線青森延伸早期実現”といった内容の看板が出ていただけであった。
東口だけではなく、南口、西口と十分に取材し、
そのあと新青森駅の中の“あおもり旬味館”のあずまし広場で休憩し、
NEWDAYSで駅弁「倉石牛めし」1,000円を購入、
予定では新青森の滞在時間は1時間24分に設定、
17:27の普通列車で青森に移動する予定になっていたが、
既に新青森でやるべき仕事がなくなってしまったため、早めに青森に移動することにした。
青い森鉄道が701系の車体デザインを変更しているので、
待ち時間にそれを取材できればと思い、
16:48新青森発の電車に乗り込む。
思いついた時は時間ギリギリだったが、何とか乗ることができた。
しかしその判断は結果的に正しかった。
青い森鉄道701系塗色変更車を取材中に、
全く予定していなかったハイブリッド気動車「リゾートあすなろ」が入線してきた。



「リゾートあすなろ」は東北新幹線新青森駅開業に合わせて登場したジョイフルトレインで、
青森車両センター所属HB-E300系2両編成が充当されている。
JR東日本ではハイブリッド気動車はキハ200系に続いて2系列目だが、
今回から“キハ”に変わってハイブリッド気動車に関しては“HB”を用いることになった。
青森以外にも長野の「リゾートビューふるさと」、秋田の「リゾートしらかみ青池編成」にも充当されている。
また函館で車中から見掛けていたのだが、785系300番台も取材することができた。



785系はもともと札幌-旭川間の特急「スーパーホワイトアロー」のために登場した車両で、
同区間に「スーパーカムイ」が誕生し、789系1000番台が充当されると、
余剰車両が発生し、781系を押し出す形で特急「すずらん」に充当、
さらに余剰になったNE-105編成が789系「スーパー白鳥」増結用に改造された。
1編成2両しか存在していないが、789系に合わせて車体カラーも変更されている。
それでもステンレスフラットの789系とステンレスコルゲート構造の785系の連結は違和感が残る。
それらの取材をしているうちに寝台特急「あけぼの」がDE10型1763号機に牽引されて入場した。



ディーゼル機関車が後ろ側に連結してホームに入場し、ディーゼル機関車はここで切り離されて機回り回送された。
車両取材をしながら出発時間を待ち、出発時間直前に駅の売店で缶ビールと林檎のどら焼きを購入した。
車内には冷蔵庫がないため、なるべく直前に購入し、
そしてビールはぬるくなる前に飲んでしまうというのが、寝台列車でのビールの楽しみ方だ。
コメント
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