林檎乃「とほほ・・・。」ブログ

林檎乃麗の「とほほ・・・。」な日常を綴っています。 

北海道-三笠、小樽の旅5.

2012-10-15 | 鉄道・旅行
 5.雨の札幌市交通局共通1DAYカード取材

窓からずっと雨を見ていて、
小降りになったのを確認してからホテルルートイン札幌駅北口を出る。
JR札幌駅から地下に行き、札幌市営地下鉄南北線さっほろ駅の券売機で、
“共通1DAYカード”を購入する。



これは札幌市営地下鉄、札幌市電、それに札幌市内のバス会社のバスが、
1日乗り放題になるというもので、過去にも何度か利用している。
本来なら今日は一日掛けて三笠鉄道文化村を取材するつもりだったが、
雨のために予定はすべて中止した。
そこで代替案として札幌市営地下鉄の地上駅取材と、
交通資料館の取材を行うことにした。
札幌市電の地上駅は南北線の南平岸から真駒内までの区間で、
この区間にある自衛隊前駅に隣接して交通資料館もある。
交通資料館の開館時間は10:00a.m.からなので、
それまでの時間に南平岸から駅取材を開始する。
小降りながらも雨は降っていて、雨宿りしながらの駅取材となる。
それでも澄川までは何とか取材したが、
自衛隊前まで来た時にはかなりの雨となっていた。
本降りの雨の中を交通資料館まで歩く。
冬期を除く土日と小学校の夏休み期間が開館期間であり、
しかも入場料は無料なのだ。
南北線の高架下を利用して電車10両、地下鉄5両、バス4両の実車を展示、
特に路面電車の静態保存車両は目を見張るものがある。
雨が強くて高架の外から撮影出来ないのが不満だったが、
それでも何とか全車の撮影を決行した。
ここをあとにして真駒内まで行ってから反対側の麻生まで行く。
外に出てみると既に雨が止んでいたのでJR札沼線新琴似駅まで行き、
ここから札幌までSuica利用で帰る。
この時に札沼線電化開業に合わせて投入された735系や、
オールステンレスの試作車である733系の取材する。



札幌に戻って少し車両取材する。
コンコースにある「北海道そば 蕎麦紀行」で海老天蕎麦900円喰う。
改札を出て再び札幌市営地下鉄南北線に乗り、すすきのまで行く。
ここから札幌市電の車両取材をしようかと思ったのだが、
またポツポツと雨が降り出したために急遽中止し、
南北線で再び自衛隊前駅まで行き、午前中に出来なかった駅取材をして、
さらに交通資料館にも再訪問し、午前中に雨のために出来なかった外からの取材をする。
午前中は本降りの雨のために高架下から無理矢理撮影したため、
十分な焦点距離が取れずに全体を捕らえきれなかったり、
反対側からの画像なども撮影することが出来た。
この交通資料館の素晴らしいところは、営業車両だけではなく、
試作車両まで静態保存しているところである。



第4次試験車「すずかけ」は外見上は不格好な機械だが、
走行機器は実際の南北線車両とほぼ同一であり、
長期走行試験を試験線で行い、データ収集を行った車両である。
札幌市営地下鉄はレールの上を鉄輪で走るのではなく、
ゴムタイヤによって走行する唯一の地下鉄である。
中央に案内軌条があり、それをゴムタイヤで挟んで走る。
どちらかというと新交通システムに近い、先駆け的な車両とも云える。
そのほか、路面電車では営業車両のほかに除雪用のささら電車なども保存されており、
これらを十分に取材して再びすすきのまで行き、
ここから札幌市電に乗り換えて電車事業所前まで行き、車両取材する。
ここは中央図書館前から90度曲がって電停に入るために減速、
さらに車体腹部の両面を撮れるために車体広告車の取材などにも適している場所で、
札幌市電の車両取材のおすすめスポットである。
また事業所の最寄り電停であるために運転手交代があるため、
乗降客がなくても必ず停車し、停車時間も多の電停より長めである。
光量的に限界まで取材し、西線9条旭山公園通まで行き、
「西屯田通りスープカレー本舗」で夕食を喰う。
すすきの経由でさっぽろまで戻り、ビールやつまみなどを売店で購入してホテルに戻り、
ビールを飲みながらブレイクする。
雨で三笠村には行けなかったが、それでも充実した一日を過ごせた。
三笠鉄道村には何時か改めて訪問することにしよう。
コメント
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