林檎乃「とほほ・・・。」ブログ

林檎乃麗の「とほほ・・・。」な日常を綴っています。 

熊本「平家の里・熊本店」

2013-12-18 | 飲食店
8月の九州満喫きっぷの旅の23日金曜日の夕食に「平家の里・熊本店」に行った。
「平家の里」はハンバーグとステーキの店で、
一番最初に行ったのは2006年5月の九州旅行で宮崎に泊まった時で、
事前の下調べもなく駅の中で目に付いたので入ったのだった。
しかし予想もしない旨さで大感激したのを覚えている。
その時はハンバーグ300g1,250円、和食セット300円を喰ったのだが、
ハンバーグをラグビーボール形のまま持ってきて、
店員が目の前で鉄板の上で二つに切り分けて平に成形してくれる方式が自分的に斬新だった。
“今まで喰ったハンバーグの中で一番美味い”と思った。
その後、熊本にも「平家の里」があることを知り、
熊本旅行の時に訪問している。
今までに熊本店も3回訪問しているのだが、そのうちの2回は同日である。
つまり、昼に「平家の里」でランチサービスのハンバーグを食べ、
あまりの美味さにその日の夕食に再び「平家の里」を訪れ、ハンバーグを喰った。
同じ店に1日2回訪れ、しかも同じものを注文したのは人生でこの日だけである。
2008年6月20日金曜日のことである。
当時は熊本市電健軍交番前電停から徒歩10分の距離の住宅街の中にあった。
場所が分かりにくいので美味いハンバーグを出す店にもかかわらず、
それほど混雑していなかったのだ。
しかし今回旅行に行く前に念のためにと場所を確認しようと思ってネットで調べたら、
どうやら移転しているようで最寄り駅が親水・市民病院前電停となっていた。
これにはちょっと“ひやっ”とした。
もし事前に調べないでそのまま行っていたら閉店していたと思って途方に暮れるところだった。
九州満喫きっぷの旅23日金曜日は肥後大津を経由して立野から南阿蘇鉄道を満喫、
予定ではいったん熊本まで戻ってそこから熊本市電に乗り換えるつもりだったが、
よく考えてみると、確か新水前寺で熊本市電と接続していたことを思い出した。
そこで急遽、新水前寺で下車し、直接熊本市電に乗り換えた。
この日は事前の天気予報では雨となっていたが、
雲は多いものの雨に降られることもなかったのだ。
しかし親水・市民病院前電停で下車した頃からポツポツと雨が降り出し、
事前に自宅でプリントアウトした地図を頼りに見せに向かう途中、激しく雨が降り出した。
あまりに激しく雨が降ったため、途中で見つけた公園の木の下で雨宿りして、
若干小降りになったのを見計らって近くのLAWSON熊本湖東三丁目店まで行き、ジャンプ傘を買った。
少し迷って看板を見つけた時にはちょっと感動した。



しかし店舗を見て何だかがっかりしてしまった。
以前はステーキ店の趣をきちんと伝える外観だったのだが、今はファミリーレストランのような構えである。
場所もこの地方にしかないようなマイナーなファミリーレストランが並ぶ国道沿いの一角である。
店の前には駐車場も完備しており、クルマ利用者の一見さん狙いもあるのだろう。
オーダーは霜降りチーズハンバーグ・ビッグ1,628円、Bセット494円。
ハンバーグは通常は180gなのだが、“ビッグ”で280g、“ジャンボ”で380gと増量できる。
程なくして木製のトレーを店員がテーブルに置き、それに挟むように紙ナプキンがセットされる。
熱された鉄板の上に俵形のハンバーグが載ったものがあとから運ばれてきて、
木製のトレーにセットされ、店員が俵形のハンバーグを二つに切り分けて成形してくれる。



この時に油が跳ねるので客は紙ナプキンを持ち上げて油跳ねを避けるのである。
成形したあとにチーズを載せ、ソースをかければ完成である。
油跳ねが治まるまで暫く待ってから漸く料理にありつける。
付け合わせはスライスされた大量の玉葱、ブロッコリー、人参、そして大蒜チップである。
特にスライスされた玉葱は瑞々しく、ハンバーグの肉と一緒に食べるととてもサッパリしていいアクセントになる。
久しぶりに食べたが、やはりここのハンバーグの美味さは格別である。
Bセットはサラダ、漬物、ご飯、そしてドリンクである。



ドリンクは食前にアイスコーヒーをチョイスした。
すこし店舗の格調は落ちたが、それでもハンバーグの美味さは変わらなかった。
美味いハンバーグを堪能して外に出ると、既に雨は止んでいた。
コメント
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