以前、花見川区役所に向かう路線バスの車窓から見て気になっていたのが、
「味噌DEりすとらんて 発酵文化研究所 幕張」である。
ここは昆陽隧道から武石インターに向かう道を花見川区役所方面に右折した、
その途中にある店で去年の年末あたりにオープンした。
店名にある通り、味噌に拘った店のようで、
ランチメニューも豚てき、豚かつ、ポークハンバーグの味付けが味噌になっている。
また味噌ビールカレーというメニューまである。
今回はその中で味噌デミグラス・ポークハンバーグ1,500円をオーダーした。
開店の11:00a.m.に併せて訪問したためこの日の最初の客だった。
店内はお洒落でレストランというよりはまるで美容室のようである。
少し待たされてポークハンバーグが出てくる。
ハンバーグは350gとかなりのボリュームである。
ビーフハンバーグとは違って箸だけでいこうとしたが無理で、
途中からフォークとナイフを使用した。
肉もある程度弾力があり、それが八丁味噌ベースのデミグラスと良く合う。
付け合わせはマッシュポテトなどがいいアクセントになる。
サラダと豚汁、さらに写真にはないが後からデザートも出て来た。
豚汁は大根を中心に具材も多くて満足だった。
考えてみればみそ汁も味噌を使った料理である。
米は千葉県産の多古米を使用、豚は林SPFポークを使用しているとのこと。
素材に拘ったレストランということになるが、
やはりランチメニューで価格が税抜き1,500円、税込だと1,620円はやや高い。
店内の客を見ても地元の人間が多い感じなので、
もう少し量を減らしても価格帯を下げないと厳しいかもしれない。
家に戻ってから調べたらここは人気のラーメン店「田所商店」の系列で、
味噌ラーメンで有名な会社の別業態ということのようである。
「田所商店』は入ったことがないが、系列店の「芝山商店」には一度行ったことがある。
ホームページによると2017年12月18日に開業したようである。
幕張駅北口の一体は今、区画整理が進行しており、
それに併せて駅前の大通りの幕張町武石町線が建設中で、
それに交差する形の幕張本郷松波線に接して店舗がある。
今後区画整理が完成して駅前からの道も整備されれば状況も変わってくるだろう。