林檎乃「とほほ・・・。」ブログ

林檎乃麗の「とほほ・・・。」な日常を綴っています。 

青春の旅立ち-おおさか東線と福塩線13.

2022-07-06 | 鉄道・旅行

 13.芸備線の憂鬱と塩町の102分

三次駅で乗り込んだ芸備線は備後落合行きで、
思った以上に混雑していた。
芸備線はネット上で廃止に関する噂が流れており、
JR西日本は沿線自治体と、
今後の利用促進について協議する方針だそうだが、
逆を云えば廃線という結論もあるということだ。
実際、三江線は全線が一気に廃線となったこともあり、
芸備線についても廃止の噂が絶えない。
そのため廃線前に乗っておこうという鉄道ファンが集まったのかもしれない。
芸備線キハ120 332に乗車して12分、
13:13に塩町に到着、ここで下車する。

ここで下車したのは自分以外には女子校生がひとりだけで、
満員のキハ120はそのまま備後落合に向かって走って行った。
塩町は1面2線で三次方面から駅前で分岐し、2線構造になる。

そのまま備後落合方面に2線のまま敷設され、
クロスポイントを超えてひとつは芸備線備後落合方面、
もう一つは福塩線福山方面に伸びていく。
塩町での乗り換え時間は1時間42分で、
駅舎取材しか仕事がなく、時間を持て余してしまう。

塩町は芸備線と福塩線の分岐駅で、
島式1面2線でホームと駅舎とは地下通路で結ばれている。
駅舎の中の時刻表を見ると、臨時列車の設定もあるみたいだが、
残念ながら今日は予定日ではなかった。
更に駅の掲示物で近くにバス停があることを知る。
福塩線で次に向かう府中までのバスもあるようで、
1時間以上待っているのならバスの方が早いかもしれない。
そこで駅に貼り出されていた地図を頭に入れ、
バス停まで歩いてみることにした。
道は上り坂で、夏の日差しが厳しい。
漸くバス停まで到着した。

しかしそこで目が点になった。

平日はバスがあるものの、土曜、日曜、休日は運休なのである。
今日は海の日で、休日なので運休だった。
仕方がないので再び塩町駅まで戻り、
三次から直通する福塩線列車が来るのを待った。

コメント
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