林檎乃「とほほ・・・。」ブログ

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愛と青春の旅立ち-柵原ふれあい鉱山公園の旅25.

2024-03-08 | 鉄道・旅行

 25.茶屋町の下車と227系500番台「Urara」

坂出で偶然見つけた「とんかつ豚ゴリラJr.」でヒレかつカレーを喰い、
17:24発の快速「マリンライナー50号」に乗り込んで岡山を目指す。
しかし帰りの新幹線は19:23岡山発の「のぞみ56号」で、
坂出で電車に乗った段階で約2時間の余裕がある。
岡山から高松までの快速「マリンライナー」の乗車時間は約1時間で、
坂出だったら更に15分は短くなるだろう。
実際、スマホで調べてみたら、
快速「マリンライナー50号」の岡山到着は18:03だった。
そこで、旅行に出る前に四国で雨だったら瀬戸大橋を渡らず、
手前の茶屋町で駅取材しようと考えていたことを思い出し、
予定にはなかったが急遽茶屋町で下車することにした。
スマホで調べたら快速「マリンライナー50号」の茶屋町到着は17:49である。
快速「マリンライナー」は原則30分の1本はあるので、
ここで下車して駅取材しても帰りの新幹線には十分に間に合う。

JR茶屋町駅島式2面3線の高架ホームを有する、
宇野線の駅であり、宇野から分岐する瀬戸大橋線の駅でもある。
島式ホームの中側には線路が1本しかなく、
2番線と3番線の両方から乗降車が可能な配置になっている。
瀬戸大橋線全通直前の1988年3月20日、
茶屋町から児島の本四備讃線が開業、同時に高架化された。

ここで東西の駅舎取材する。
この時には全く気付いていなかったが、
茶屋町駅は2016年8月20日に訪問取材済みだった。
思いつきで下車したが、取材時には訪問済みであることには全く気付かなかった。

地上の東西の通路の壁には「ようこそ茶屋町へ」の掲示とともに、
巨大な鬼の面が飾られていた。
その下には以下のように書かれていた。

   「茶屋町の鬼」の由来

  茶屋町と言えば鬼、鬼と言えば茶屋町というくらい、
 鬼と茶屋町とは、昔から深いかかわりがあります。
 「鬼よボロボロ買い手がネェー、重箱あってもめしがネェー。」と、
 鬼をからかうと、鬼が高下駄をからころと鳴らし、
 こん棒を振り上げて追いかけて来ます。
 そのやり取りが面白く、稲荷神社、住吉神社の秋祭りは、
 いつも賑やかでした。
  この風習は、茶屋町が干拓(一七〇七年)されて、
 ようやく村が豊になりかけた一八〇〇年代に始まったと想像されるので、
 もう二〇〇年近くは続いていることになります。
  今は時勢の変化から、鬼行列や勢揃い行事に変わってきていますが、
 茶屋町の人々にとって、鬼祭りは郷愁でもあり、自慢でもありました。
  この鬼は、吉備津神社の随神“うら”に由来するものと言われていますが、
 早島町、鶴崎神社の風習が、干拓移民によって、
 茶屋町に伝わったものではないかと言われています。
               茶屋町商工会青年部

駅取材を終えてホームに上がって岡山行きの電車を待つ。

ホームには「La Malle de Bois」仕様のゴミ箱があった。
これは223系7000番台使用の観光列車だが、
茶屋町には停車しない。

ホームで岡山行きを待っていると、中線に227系500番台が入線してきた。
JR西日本227系は国鉄時代の直流近郊形電車置き換えを目的に、
2015年に0番台「Red Wing」が広島地区に、
2019には1000番台が和歌山線、桜井線、きのくに線に投入された。
そして2023年7月22日に500番台「Urara」が、
伯備線、宇野線、本四備讃線、山陽本線岡山地区にも投入された。
つまり、投入から2日後に偶然取材することが出来たのである。

前面ドアのところには「Urara」の表示がある。
これを十分に取材し、18:09の普通列車に乗り岡山まで戻った。


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