林檎乃「とほほ・・・。」ブログ

林檎乃麗の「とほほ・・・。」な日常を綴っています。 

遠鉄と天浜線の旅4.

2015-11-13 | 鉄道・旅行
 4.天竜二俣の保存車両と浜松の夕食攻防戦

天竜二俣は1940年に造られた駅舎がそのまま残っていて、
駅舎には「ホームラン軒」というラーメン店も併設されていた。



ここにラーメン店があると知っていたら掛川で無理して昼食を喰う必要もなかった。
さらに天竜浜名湖鉄道の本社も併設されている。
駅舎などは国の登録有形文化財に登録、
さらに国鉄時代からの扇形庫や転車台は近代化産業遺産にも登録されている。
扇形庫や転車台は有償で見学ツアーも組まれている。
駅前には機関車公園というSLの静態保存とブランコなどのある小さな公園があった。
保存されていたのはC58形389号機で、内部も見学できるようになっていたが、
子供たちがよじ登ったりして保存状態は決して良いとは云えなかった。
さらに阿蔵駅前広場には国鉄時代の寝台車や機関車なども静態保存されていた。
気動車はキハ20形443で国鉄標準食を纏っていた。
客車はナハネ20形347で「あさかぜ」充当用として下関運転所所属車であった。
掛川ではSLを取材し損なってしまったが、
その鬱憤を晴らすかのように待ち時間でこれらの静態保存車両を十分に取材し、
13:47始発の新所原行きに乗って西鹿島まで行き、遠州鉄道に乗り換える。
まだ時間が早すぎるので、行きに飛ばしたさぎの宮で下車して駅取材する。
そのあといったん新浜松まで戻ってコインロッカーから預けていた荷物を取り出し、
再び遠州鉄道に乗って隣の第一通りまで行く。
ここで予約しておいたホテルアセントプラザ浜松にチェックインする。
地図をプリントアウトしておいたのだが、少し迷ってしまった。
部屋に荷物を置いてからカメラバッグだけを持って再び出掛ける。
浜松と云えば“浜松餃子”ということで、その中でも有名店の「むつぎく」に行く。



しかし開店前に到着したにもかかわらず、すでに長蛇の列だった。
店は路地裏にあったが、列は駐車場で蜷局を巻いていて、
店のキャパを考えても1時間以上待たされるだろうと思い、断念した。
このあとの予定はないが、さすがにそこまで待つ気力はない。
やはりシルバーウィークということで訪問客も多いのだろう。
夕食が喰えそうな適当な店はないか駅前を散策したが良いところが見つからず、
路面店は諦めて駅ビルメイワン内の「五味八珍」に行き、浜松餃子セット1,026円を喰う。
同じ駅ビル内にある矢島屋浜松本店で「鉄道ファン11」を購入、
さらに地下の「日本一」で焼き鳥など買ってホテルまで歩く。
新浜松から第一通りまでは500mしかなく、正直いって徒歩圏内なのである。
ホテルで焼き鳥をつまみにビールなどを飲み、じっくりと「鉄道ファン11」に目を通す。
今日は早めに切り上げたが、それでも早朝から活動していたために直ぐに睡魔に襲われた。
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遠鉄と天浜線の旅3.

2015-11-12 | 鉄道・旅行
 3.掛川の昼食攻防戦と忘れちゃったSL取材

西鹿島で乗り込んだ09:47発の掛川行きは2つとなりの天竜二俣で前方に車両を増結した。
基本的には1両で運行されているのだが、
掛川からの折り返しで団体専用となる車両を連結した。
連結作業のためにここまで走ってきた車両のエンジンをいったん切った。
そのため車内の電源や空調も一時停まった。
前方に1両を連結し、2両編成となって再び天竜二俣を出発した。
10:41には掛川に到着、駅取材を十分にしてから昼食を喰えるような場所を探す。



急遽予定を変更したため、事前に下調べをしていなかったので適当な場所がなかなか探せない。
駅前を少し歩いたが、まだ時間が早いせいか準備中の店が多かった。
そこで駅舎を突っ切った時に見掛けた駅舎内の「ふじの坊 喜膳」に行き、
マグロ漬け丼セット1,320円をオーダーする。
天竜浜名湖線の掛川駅まで行き駅取材したあと、停車していた11:58の天竜二俣行きに乗り込む。
列車が発車して車窓を見ていたら目が点になった。
行きの新幹線で掛川駅を発車した時に駅近くに静態保存されているSLを見掛けたのだ。
この時に掛川駅で駅取材したあとに予定を変更してこれを取材しようと思った。
しかし更に予定を変更して掛川で昼食を喰う場所を探していたらすっかり忘れてしまったのだ。
とほほ…。
天竜二俣に向かう途中に少し小雨が降ったが、到着した時には既に止んでいた。
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遠鉄と天浜線の旅2.

2015-11-11 | 鉄道・旅行
 2.天浜線・遠鉄共通フリーきっぷ・東ルートの旅

9月には21日敬老の日、23日秋分の日の祭日があり、
祭日に挟まれた平日は国民の休日となるため、土日と合わせると5連休になる。
マスコミなどではゴールデンウィークに対してシルバーウィークなどと呼んでいる。
そのため観光需要も伸びたため、ホテルなどが取りづらかった。
そこでシルバーウィークの2日目、20日日曜日から1泊での旅を決行することにした。
20日日曜日、初電から3本目の05:14の電車で秋葉原まで行く。



秋葉原で京浜東北線南行に乗り換え、東京駅まで行く。
29分の乗り換え時間で06:33発の東海道新幹線「こだま631号」に乗り込む。



朝食としてホームの売店で駅弁「秋味満載」1,150円など買って社内で喰う。
1時間49分で浜松に到着する。
浜松では有人改札で使用済みの切符を貰ったのだが、ついでに遠州鉄道新浜松の場所も訊いた。
徒歩で約2分くらいの距離に遠州鉄道新浜松駅がある。
2階が改札口になっており、3階部分にホームがある。
ここの切符売り場で天浜線・遠鉄共通フリーきっぷを購入する。
今日の分の東ルートと明日の分の西ルートをまとめて購入、
今日利用する天浜線・遠鉄共通フリーきっぷ・東ルートに日付印を押して貰う。



裏側には利用できる区間が記されている。



明日使う西ルートは旅行用バッグにしまい、コインロッカーに入れる。
天浜線・遠鉄共通フリーきっぷ・東ルートで新浜松駅に入場する。
新浜松駅は相対式2面2線の高架ホームだが、基本的には1番線のみを使い、
2番線には使用されていない車両が留置されていた。
まずは西ヶ崎まで行って駅取材する。
ここは遠州鉄道鉄道営業所が併設されていて、
側線には電気機関車やバラスト散布用と思われるホキ800形3両が留置されている。
この駅で下車したのはこの電気機関車を取材したかったからだ。
予定ではさぎの宮、助信も取材することになっていたが、
急に気が変わってそのまま終点の西鹿島まで行くことにした。
そのため西鹿島に到着したのは09:33だった。
予定ではここで昼食を喰うことになっていたが、
さすがに早過ぎるのでそのまま掛川まで行くことにする。
乗り換え時間14分で駅取材も済ませ、掛川行きの天浜線に乗り換える。
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遠鉄と天浜線の旅1.

2015-11-10 | 鉄道・旅行
 1.遠州鉄道と天竜浜名湖鉄道、直前追加の豊橋鉄道渥美線

遠州鉄道は静岡県浜松市に鉄道路線を有する地方鉄道であり、他に静岡県西部にバス路線も運営している。
1907年に設立した浜松鉄道がその礎で、翌年には大日本軌道に吸収され、同社浜松支社となる。
1909年には後に二俣線となる鹿島線が開業した。
1919年に大軌浜松支社の事業が遠州軌道に譲渡され、この会社は1921年に遠州電気鉄道に改称された。
1909年に敷設された中ノ町線、1914年に敷設された笠井線が浜松軌道として分離させた。
浜松軌道は1927年に浜松電気鉄道に改称された。
戦時中の1943年11月1日に遠州電気鉄道など6社が合併し、遠州鉄道が設立された。
戦後の1947年5月1日に浜松電気鉄道と合併したが、
多くの路線は廃止され、現在は二俣線であった西鹿島線新浜松-西鹿島17.8kmを所有するのみとなった。

天竜浜名湖鉄道は東海道本線掛川から天竜二俣駅を経て東海道本線新所原に至る旧国鉄の特定地方交通線を引き継ぎ、
天竜浜名湖線を運営する第三セクターである。
東海道本線を迂回する形に敷設されたのは軍部の要請があったとされ、
実際戦時中には1944年の東南海地震や1945年の空襲などでは東海道本線の列車が迂回した。
1986年8月18日に設立し、1987年3月15日より天竜浜名湖線を開業した。

遠州鉄道は新浜松から西鹿島までを結ぶ路線で、
天竜浜名湖鉄道は掛川から天竜二俣を経由して新所原まで至る路線で、
西鹿島でふたつの路線は接続している。
このふたつの鉄道を利用できる企画切符がある。
それが「天浜線・遠鉄共通フリーきっぷ・東ルート」及び「天浜線・遠鉄共通フリーきっぷ・西ルート」である。
これは遠鉄全線と天浜線の半分が一日乗り放題になるもので、
「…東ルート」は遠鉄全線と天浜線掛川から西鹿島の区間が一日乗り放題、
「…西ルート」は遠鉄全線と天浜線天竜二俣から新所原の区間が一日乗り放題になる。
価格は両方とも1,450円で、この切符を使って9月のシルバーウィークに1泊2日の旅を企画することにした。
しかし予定していたホテルが満室でいろいろと探した結果、
9月20日日曜日にホテルアセントプラザ浜松に予約が取れたため、
20日日曜日から21日月曜日の1泊2日に予定を決定した。
またいろいろと取材する駅などを検討したところ、21日月曜日に少し余裕があるため、
急遽新所原から東海道本線で豊橋まで行き、豊橋鉄道渥美線の取材することにした。

豊橋鉄道は愛知県豊橋市を中心に鉄道線の渥美線、軌道線の東田本線を運営する鉄道会社である。
名古屋鉄道の連結子会社となっている。
1924年3月17日に豊橋電気軌道として設立され、
1925年7月17日には東田本線の一部と柳生橋支線が部分開業する。
1939年9月に名古屋鉄道の傘下に入り、
1954年10月1日に名鉄渥美線を譲渡され、鉄道線も所有ことになる。
この年の7月には社名を豊橋鉄道に変更している。
1956年10月1日には田口鉄道と合併し、田口線とするが、
1965年9月の水害で一部区間が普通になり、田口線は3年後に廃止される。
1976年3月7日には柳生橋支線を廃止し、東田本線のみの所有となる。

この予定に合わせて9月5日に東武亀戸線と大師線の乗り潰しと土曜日直に出る前に、
JR幕張駅の指定席券売機で幕張から浜松までの往復の乗車券と、
9月20日の東京から浜松までの東海道新幹線「こだま631号」の指定席新幹線特急券と、
9月21日の浜松から東京までの東海道新幹線「ひかり478号」の指定席新幹線特急券を購入する。
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新富士と静鉄の旅4.

2015-11-09 | 鉄道・旅行
 4.静岡の昼食攻防戦と大船軒の「鯵の押し寿し」

静鉄新静岡駅けやき通り口からJR静岡駅までの間は繁華街であり、
丸井や松坂屋などの有名百貨店の支店も軒を連ねていた。
北口には昼食を喰うのに適当な場所がなかったために駅ビルの中を散策、
さらには南口に出て適当な洋食屋さんを探すが見つからなかった。
そこで仕方なく、駅ビルのアスティ静岡にある「サロン卵と私」に入り、
スフレ卵のオムライスビーフとマッシュルームのデミグラスソース1,000円をオーダーする。



オムライスは大好きだが、正直云って期待外れだった。
ここから事前に購入した切符で帰ることにする。



静岡から13:13発の東海道本線で富士まで行く。
この列車は三島行きだったが、ふじから始発があったので敢えてここで下車する。
しかもEF66形100番台が通過してこれも取材出来た。
13分の待ち時間で14:02始発の熱海行きに乗り込み、終点の熱海まで行く。
東海道本線は東京から神戸までの589.5kmの路線だが、
東京から熱海までがJR東日本管区、熱海から米原までがJR東海管区、
そして米原から神戸までがJR西日本管区となっており、
熱海で路線を所有する鉄道会社が変わるため、列車の運用もここで変更になる。
8分の乗り換えで熱海始発の高崎行きに乗車する。
上野東京ライン開業で東海道本線と宇都宮線、高崎線、常磐線の相互直通が可能となり、
熱海発高崎行きという209.6km、運転時間3時間32分という列車も登場した。
本来なら東京まで行って総武快速線に乗り換えるのがセオリーだが、
敢えて大船で下車して横須賀線に乗り換えることにする。
横須賀線は総武快速線に直通しているため、そのまま津田沼まで行ける。
大船で下車して改札内の「大船軒」で鰺の押し寿し960円を購入し、
Dila NEWDAYSで角ハイボールを買ってグリーン券情報を事前購入する。
16:04発の上総一ノ宮行きのグリーン車に陣取って鰺の押し寿しをつまみに角ハイボールを楽しむ。



東海道本線を新幹線を使わずに帰京する時の楽しみは、
大船で横須賀線に乗り換えて大船軒の鰺の押し寿しをつまみにハイボールを楽しむことである。
鰺の押し寿しにはビールよりハイボールの方が合うような気がする。
津田沼から総武緩行線に乗り換えて帰る。
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ホームページ更新

2015-11-08 | 更新情報
「REI RINGONO Home Page」を第503回更新しました。

「飲食店ブログ記事」に「千葉『ホルモン道場 牛坊』」を公開いたしました。

http://www.asahi-net.or.jp/~ez9t-sn/


「Station-駅から始まる物語」を第742回更新しました。

1092.JR根室本線根室駅を公開いたしました。

http://ringono.nengu.jp/


「駅名表示板コレクション」を第302回更新しました。

駅名表示板コレクションに土佐電気鉄道桟橋線蓮池町通電停を公開いたしました。

http://ringono.kt.fc2.com/


「REI RINGONO Railway Encyclopedia」を第286回更新しました。

「廃車&保留車 電車」の私鉄電車に京王電鉄デハ2400形2410を公開いたしました。

http://encyclopedia.shikisokuzekuu.net/


「気動車」を第354回更新しました。

JR一般形にキハ150-101の画像を添付いたしました。

http://dieselcar.bokunenjin.com/


「電車」を第387回更新しました。

中小私鉄の銚子電気鉄道に「1000形銚子電気鉄道線」の画像を添付しました。

http://train.bokunenjin.com/
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ホームページ更新

2015-11-07 | 更新情報
「REI RINGONO Home Page」を第502回更新しました。

「飲食店ブログ記事」に「千葉『流庵』再び」を公開いたしました。

http://www.asahi-net.or.jp/~ez9t-sn/


「Station-駅から始まる物語」を第741回更新しました。

1091.JR根室本線厚岸駅を公開いたしました。

http://ringono.nengu.jp/


「駅名表示板コレクション」を第301回更新しました。

駅名表示板コレクションに相鉄本線瀬谷駅を公開いたしました。

http://ringono.kt.fc2.com/


「REI RINGONO Railway Encyclopedia」を第285回更新しました。

「廃車&保留車 電車」の私鉄電車に京王電鉄デハ2010形2015を公開いたしました。

http://encyclopedia.shikisokuzekuu.net/


「気動車」を第353回更新しました。

国鉄特急形にキハ185-5の画像を添付いたしました。

http://dieselcar.bokunenjin.com/


「電車」を第386回更新しました。

「直流」の通勤形に「E233系5000番台京葉線」の画像を添付しました。

http://train.bokunenjin.com/
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新富士と静鉄の旅3.

2015-11-06 | 鉄道・旅行
 3.ちびまる子ちゃんの住む街とJR草薙駅の橋上駅舎化工事

東海道本線清水駅で下車すると早速ちびまる子ちゃんのパネルが出迎えてくれた。
ちびまる子ちゃんたちが住んでいる設定になっているのが清水なのだ。
近くにはちびまる子ちゃんランドというミュージアムも開設されているようである。
昔は“清水”といえば「次郎長」だったが、今やエスパルスとともにまるちゃんが代表なのだ。
ここから商店街を抜けて踏切を渡り、静岡鉄道新清水駅まで歩く。
新清水駅は探していかなければ気付かない程ひっそりとした駅だった。
静岡鉄道には電車とバス共通の一日乗車券が1,200円で発売されているが、
今回は片道だけなのでその都度切符を買うことにした。
まずは新静岡から草薙まで移動する。
草薙はJR東海道本線との乗換駅で、ここで駅取材する目的もあったのだ。
既に電車は停車していて簡易に駅取材して慌てて飛び乗った。
新清水から草薙までは160円である。
静鉄の草薙で下車してJRまで歩いて行ったが、そこで目が点になった。
JR草薙駅は改修工事中で今はプレハブの仮設駅舎が使用されていた。



これは静岡市が進める草薙駅周辺の再開発事業の一環で、
老朽化したJR草薙駅を改修し、現在は南側にしかなかった駅舎を橋上化し、
北口を新設することによって南北自由通路としても利用出来るようにするものである。
ここで駅取材出来ないのであれば敢えて草薙で下車する必要もなかった。
予定より前倒しで計画が進んでいることもあり、
まだ11:00a.m.前で昼食に予定していた店も開いておらず、
予定を変更してそのまま10:42の電車で新静岡まで行くことにする。
新静岡は駅舎が「新静岡セノバ」という駅ビルの中に入っており、新清水とは大違いだった。
ここで静岡鉄道の完乗が完了した。
まだ昼食を喰っていなかったので、このあとJR静岡駅に向かっていく途中で昼食を喰い、
ここからは新幹線を使わず東海道本線で戻ることにした。
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新富士と静鉄の旅2.

2015-11-05 | 鉄道・旅行
 2.東海道新幹線単独駅「新富士」と東海道本線「富士」の徒歩移動

新富士駅で改札を出る時に自動改札を通らず、有人改札で使用済みきっぷを貰えるように頼んだ。
JRの駅ではだいたい快く貰えるところが多いのだが、
この駅では使用済みのスタンプを押したあと、
インクが付かないようにメモ用紙で挟んで、更にホチキスで蓋をしてくれた。
ここまでの心遣いをしてくれる駅はなかったので感動した。
ちょっとしたことかもしれないが、こういう出来事が旅を愉しい気分にしてくれる。



予定では38分の待ち時間で富士急静岡バスで東海道本線富士駅に向かうことになっていたが、
天気も良いので敢えてバス路線を歩くことにした。
途中で疲れたらバスを待っても良いし、乗車時間も7分なのでそれほどの距離でもない。



その前に新富士駅の駅舎取材を十分に済ませ、バス停の路線図を頭に入れ、
それの通りに富士駅を目指して歩き出す。
家に戻って地図ソフトで確認したところ、徒歩移動の距離は1,762mとなった。
朝一番ではあったが、さすがに30分以上歩き続けて疲労が蓄積した。
それでも何とか東海道本線富士駅に到着する。



バス路線を歩いてきたが、バスに追い抜かれることもなく、
予定より1本早い電車に乗ることが出来た。
ここからは切符がないため、Suica利用で清水駅まで移動する。
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新富士と静鉄の旅1.

2015-11-04 | 鉄道・旅行
 1.久々の東海道新幹線「こだま」と秋葉原駅の朝食攻防戦

静岡鉄道はもともと製茶問屋から清水港へお茶を輸送する目的で、
1906年8月21日に設立された(旧)静岡鉄道が前身である。
この会社は1908年7月28日に大日本軌道の静岡支社となるが、
1919年5月1日に駿遠電気が設立され、大軌静岡支社の事業を引き継いだ。
1923年2月28日には静岡電気鉄道に改称し、同年3月12日には秋葉鉄道を合併した。
戦時中の1943年5月15日に静岡電気鉄道、藤相鉄道、中遠鉄道、静岡乗合自動車、静岡交通の5社が合併して、
再び静岡鉄道に改称、この時、初代会長に東急の五島慶太氏が着任し、
戦後も東急が筆頭株主であるが東急グループではない。
静岡市内線、清水市内線、駿遠線、秋葉線は廃止され、
現在は静岡清水線のほか、日本平ロープウェイを所有する。
静岡清水線は新静岡から新清水の11.0km、15駅、直流電化複線の中小私鉄路線である。

この静岡鉄道の全線乗り潰しを6月24日水曜日に企画した。
静岡鉄道には電車全線に加えてバスも乗り放題になる企画切符があるが、
価格が1,200円と路線の短さの割には高く、
今回は新清水から新静岡までの片道を乗り潰し、途中下車は草薙駅のみとした。
そうなると運賃は160円+200円となり360円で済む。
また行きは新幹線を利用、敢えて新幹線単独駅の新富士で下車して富士までバス移動、
帰りは在来線を乗り継いで帰ることにした。
決行日の4日前の6月20日幕張駅の指定席券売機で、
幕張から新富士までの乗車券、東京から新富士までの「こだま635号」までの指定席新幹線特急券、
静岡から幕張までの乗車券を購入した。

予定では06:00発の中野行きで秋葉原まで行くことにしていたが、
思ったよりも早く支度が出来たので1本前の05:47の電車に乗り込んだ。



予定では津田沼で始発に乗り換えるつもりだったが、座れたのでそのまま秋葉原まで行く。
秋葉原到着が06:28で、指定席を予約した「こだま635号」の東京駅発車まで58分の余裕がある。
本当は新幹線の中で駅弁を喰おうと思っていたのだが、
急遽予定を変更して秋葉原駅で朝食を喰うことにした。
しかし改札内のほとんどの店が7:00a.m.からの開店となっており、
駅構内を歩き回って総武線千葉方面のホームと乗り換え通路の付け根当たりにある「田事」に行く。
ここは以前からある店で、店名が「新田事」になっていた
オーダーは天ぷらうどん400円で、やはり温かいうどんは身体が温まる。
京浜東北線で東京まで出て新幹線改札口を入り、ホームに上がる。
東海道新幹線「こだま635号」は700系が充当されていた。



現在はN700系が主流となっており、栄華を誇った700系も今は「こだま」主体の運用に赴いている。
07:26に東京駅を発車した「こだま635号」は各駅に停車しながら名古屋を目指す。
1時間8分の乗車時間で新富士に停車した。
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ホームページ更新

2015-11-03 | 更新情報
「REI RINGONO Home Page」を第501回更新しました。

「飲食店ブログ記事」に「粟生『シルキーウェイあわの里』」を公開いたしました。

http://www.asahi-net.or.jp/~ez9t-sn/


「Station-駅から始まる物語」を第740回更新しました。

1090.JR釧網本線釧路湿原駅を公開いたしました。

http://ringono.nengu.jp/


「駅名表示板コレクション」を第300回更新しました。

駅名表示板コレクションに相鉄本線三ツ境駅を公開いたしました。

http://ringono.kt.fc2.com/


「REI RINGONO Railway Encyclopedia」を第284回更新しました。

「廃車&保留車 電車」の私鉄電車に京王電鉄5000系クハ5723を公開いたしました。

http://encyclopedia.shikisokuzekuu.net/


「旅の徒然に」を第496回更新しました。

「全国普通鉄道 乗り潰しの旅」に「林檎乃『とほほ・・・。』ブログ2015年10月分」を公開いたしました。

http://ringono.web.fc2.com/


「気動車」を第352回更新しました。

JR特急形にキハ185-7の画像を添付いたしました。

http://dieselcar.bokunenjin.com/


「電車」を第385回更新しました。

地下鉄の営団地下鉄/東京メトロに「02系80番台丸ノ内線」の画像を添付しました。

http://train.bokunenjin.com/
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貴生川「きぶかわ駅前飯店」

2015-11-02 | 飲食店
6月13日土曜日に近江鉄道と信楽高原鐵道の全線乗り潰しに行ったが、
その夕食として入ったのが貴生川駅北口の「きぶかわ駅前飯店」である。
事前に立てた予定より1本早い列車で信楽高原鐵道を往復出来たが、
その分貴生川での乗り換え時間が44分になってしまった。
駅取材をしても十分に時間が余るので、ここで夕食を喰うことにした。
しかし事前の下調べもなく、また駅から見渡しても飲食店が見つからない。
そこで少し北口の駅取材のついでに辺りを散策してみた。
そこで1件のラーメン店らしき店を見つけた。
「うまいラーメン」「うまい餃子」の幟を立てているからたぶんラーメン店なのだろうが、
店には屋号がなく、「営業中」「OPEN」と掲げられているが店の中は暗い。
恐る恐る入っていくと誰もいなかった。
そこで「すいません!」と声かけると、店主らしい高齢の女性が出てきた。
確かにラーメン店として営業しているようだが、客のいない時間なので電気も付けていない。
慌てて電気を付けてくれた。
この店は純粋なラーメン専門店というよりも、良くあるラーメン居酒屋に近いもので、
ラーメン以外のメニューも充実している。
来店した事情を簡単に説明し、米原で予約している新幹線指定席に乗るために、
17:11の貴生川発の列車に乗らなければならず、簡単に出来るものを訊ねた。
すると店主はうどんなら早く出来るという。
ラーメン店がうどんを勧めるというのも妙な話だが、こちらも時間がないのできつねうどんを注文する。
すると店主は「みんな良く餃子を注文する」と云って、頻りに餃子を勧めた。
そこできつねうどん380円に肉大餃子380円をオーダーした。
出来れば餃子はラーメンと一緒に食べたかったが、時間がないので仕方がない。
早く出来るからと云うことでこのメニューをチョイスしたが、以外と提供までに時間がかかった。



きつねうどんは関西風の色の薄いダシの味が前面に出てきているもので、
お揚げのほかに蒲鉾、海苔、天かす、刻んだ葱などが乗っていた。
うどんももちもちしていて美味しい。
餃子は大きめで、皮がモチモチとしていて中身は肉や野菜がぎっしり詰まっている。
追加でおろし大蒜が提供された。
確かにこの餃子は美味しい。
お客さんから評判が良いというのも頷ける。
きつねうどんと餃子という前代未聞の組み合わせだったが、以外と美味しかった。
今度はちゃんと時間がある時にラーメンと餃子を食べてみたい。
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ホームページ更新

2015-11-01 | 更新情報
「REI RINGONO Home Page」を第500回更新しました。

「Diary」に「林檎乃麗日記 神無月2015」を公開いたしました。
「飲食店ブログ記事」に「千葉『Pizza & Pasta GanZo』再び」を公開いたしました。

http://www.asahi-net.or.jp/~ez9t-sn/


「REI RINGONO Presents Beers」を第145回更新しました。

国産/アサヒビールにスーパードライ・ドライプレミアム・原酒仕立てプレミアム、
クリスタルアサヒ・秋の琥珀、冬の乾杯の3データを追加、
スーパードライ・エキストラシャープの1データを修正、
サッポロビールに秋の本熟、静岡麦酒の2データを追加、冬物語の1データを修正、
サントリーにザ・モルツ、ザ・プレミアムモルツ・芳醇エール、冬の薫り、円熟の秋の4データを追加、
国産地ビールに銀河高原ビール・エクストラペールエール、
ビアべるん・縁結麦酒スタウトの2データ追加いたしました。

http://www.geocities.jp/ringonorei/


「Station-駅から始まる物語」を第739回更新しました。

1089.JR根室本線東釧路駅を公開いたしました。

http://ringono.nengu.jp/


「駅名表示板コレクション」を第299回更新しました。

駅名表示板コレクションに相鉄本線希望ヶ丘駅を公開いたしました。

http://ringono.kt.fc2.com/


「REI RINGONO Railway Encyclopedia」を第283回更新しました。

「廃車&保留車 電車」の私鉄電車に京王電鉄3000系3719を公開いたしました。

http://encyclopedia.shikisokuzekuu.net/


「気動車」を第351回更新しました。

JR一般形にキハ200-503の画像を添付いたしました。

http://dieselcar.bokunenjin.com/


「電車」を第384回更新しました。

「直流」の近郊形に「E233系東海道本線」の画像を添付しました。

http://train.bokunenjin.com/
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