この半月前から、家人と中くらいの人がときどきぼそりとつぶやいていた。
「春巻きが、降ってこないかなぁ~」と。
私は、笑いながら聞き流していた。
そして、中くらいの人の体育祭のお昼の弁当を作る日がやってきた。
今回は何を作ろうかと考えだしたときにまた、家人が「春巻きが、降ってこないかなぁ・・・」。
どうせ作るなら喜ばれるものがいいに決まっている。
だから、春巻きを作ることにした。
しかし、今まで春巻きは実母に作ってもらい食べるものと密かに決めていたので、作ったことがない。
実母風に作るのもよいが、弁当では揚げたてを食べることができなく、具にとろみの効いた実母風は不向きである。
そこで、以前知り合いにご馳走になった春雨入りの水分の少ない具材にしようと考えた。
【降ってこい春巻き】 20個分
・春巻きの皮 20枚
・豚肉 こま肉200グラムを細ぎり
・ニラ 一束 4センチの長さに切る
・ニンジン 8センチ 4センチの長さに千切り
・長ネギ 12センチ 4センチの長さの千切り
・春雨 50グラム 茹でて長いものはやや短く切る
・ごま油
・塩 ・コショウ ・片栗粉 ・醤油 ・中華調味料(ウェイファーなど) ・みりん ・オイスターソース
・揚げ油
〈作り方〉
・細ぎりにした豚肉に、塩・コショウ・醤油・みりん・ごま油で下味をつける。
・フライパンにごま油を引き、豚肉を色が変わるまで炒め、ニンジン、ニラ、長ネギを入れて炒め、塩・コショウ・中華調味料・オイスターソースでやや濃い目に味をつけ、最後に水溶き片栗粉を少し加えさっと加熱する。
・具材を十分に冷ましてから春巻きの皮で包み、油で狐色になるくらいに揚げる。
具の味が濃い目なので、そのままで十分食べられる。
揚げたての春巻きは、皮がパリッとしてとても美味しい。
冷えたビールなどと食べれば、もう至福だ。
さて、春巻きを食べる家人と中くらいの人の表情は、もう夢見心地だった。
挙句の果てには、私の存在価値は、この春巻きを作ることにあるなどととんでも発言をする始末。
それほどうれしかったのだろう、「春巻きが、降ってこないかなぁ~」と言うくらいだもの。
「春巻きが、降ってこないかなぁ~」と。
私は、笑いながら聞き流していた。
そして、中くらいの人の体育祭のお昼の弁当を作る日がやってきた。
今回は何を作ろうかと考えだしたときにまた、家人が「春巻きが、降ってこないかなぁ・・・」。
どうせ作るなら喜ばれるものがいいに決まっている。
だから、春巻きを作ることにした。
しかし、今まで春巻きは実母に作ってもらい食べるものと密かに決めていたので、作ったことがない。
実母風に作るのもよいが、弁当では揚げたてを食べることができなく、具にとろみの効いた実母風は不向きである。
そこで、以前知り合いにご馳走になった春雨入りの水分の少ない具材にしようと考えた。
【降ってこい春巻き】 20個分
・春巻きの皮 20枚
・豚肉 こま肉200グラムを細ぎり
・ニラ 一束 4センチの長さに切る
・ニンジン 8センチ 4センチの長さに千切り
・長ネギ 12センチ 4センチの長さの千切り
・春雨 50グラム 茹でて長いものはやや短く切る
・ごま油
・塩 ・コショウ ・片栗粉 ・醤油 ・中華調味料(ウェイファーなど) ・みりん ・オイスターソース
・揚げ油
〈作り方〉
・細ぎりにした豚肉に、塩・コショウ・醤油・みりん・ごま油で下味をつける。
・フライパンにごま油を引き、豚肉を色が変わるまで炒め、ニンジン、ニラ、長ネギを入れて炒め、塩・コショウ・中華調味料・オイスターソースでやや濃い目に味をつけ、最後に水溶き片栗粉を少し加えさっと加熱する。
・具材を十分に冷ましてから春巻きの皮で包み、油で狐色になるくらいに揚げる。
具の味が濃い目なので、そのままで十分食べられる。
揚げたての春巻きは、皮がパリッとしてとても美味しい。
冷えたビールなどと食べれば、もう至福だ。
さて、春巻きを食べる家人と中くらいの人の表情は、もう夢見心地だった。
挙句の果てには、私の存在価値は、この春巻きを作ることにあるなどととんでも発言をする始末。
それほどうれしかったのだろう、「春巻きが、降ってこないかなぁ~」と言うくらいだもの。