rock_et_nothing

アートやねこ、本に映画に星と花たち、気の赴くままに日々書き連ねていきます。

度を過ぎた悪ふざけ

2014-10-14 23:25:06 | つぶやき&ぼやき
イスを引いて人を転ばす悪ふざけは、相変わらずなくならない。
打ち所が悪ければ大事故にもなりかねない所業、幼い頃より何かと注意されている人も多いはずだ。
ところが、いささかの分別もつくであろう高校生にもなっていまだその悪ふざけをするものがいるのだ。
なんとその当事者に我が中くらいの人がなろうとは驚きであった。
始業の前の着席時にそれは起こったという。
引かれたイスの際にしたたか背中をぶつけ、中くらいの人は打ち身と擦り傷を負った。
教師がその場に居合わせたかどうか聞いていないが、中くらいの人は相手に反撃するのを思いとどまり、抗議だけに留めたらしい。
その後、ラインで反省の意を伝えてきているというが、それがどの程度のものか疑わしい。
今のところ普通の生活を送れているので、今晩は様子見といったところだ。
と、そのようないきさつを見ていた小さい人もぽつりと話す。
小学4~5年生の頃、教室で”イス引きイタズラ”について注意があったすぐあとの教師不在のときに、小さい人もイスを引かれて尻もちをつかされたのだそうだ。
それをしたクラスメイトは問題行動の多い子供だったので、小さい人はその場で怒り、怪我がなかったから教師には伝えなかったのだという。
たしかに、子供同士の世界では、怪我など表に出ないトラブルならばいちいち大人に伝えない場合が多い。
そして、それもまた当然なのだ、どこまでも大人がしゃしゃり出るのは好ましくない。
その前に大人が、やってはいけない危険なことなどを事あるごとに言って聞かせるべきだと思う。
しかし、今日の出来事には驚いて呆れ返ってしまった。
短絡的で幼すぎる所業に、嘆かわしくなってしまった。
これは、学校の教えるところではなく、それ以前の問題だろう。
そうなると問題は根深くて、ちょっと途方にくれてしまうのであった。
いや、この”イス引きイタズラ”ばかりではない、さまざまな物事の端々に困惑することが隠されているのに思い当たり、遠い目になってしまうのだ。