rock_et_nothing

アートやねこ、本に映画に星と花たち、気の赴くままに日々書き連ねていきます。

シザーズハンズな吟遊詩人 ビリー・アイリッシュ

2019-08-18 17:06:09 | 音楽たちーいろいろ

Billie Eilish - when the party's over

ビリー・アイリッシュは、まだティーンエイジャー、思春期のガラスのハートを歌い紡ぐ。
彼らの指先は、鋭利な刃物、彼のシザーズハンズを想わせる。
孤独に苛まれならが愛を欲しても、その指先は愛を掴むことはかなわない。
自らを抱きしめようとしても、指が自分を傷つける。
青白い顔をして当て所なく彷徨うか、悲しみが怒りにかわって差し伸べられる手をなぎ払ってしまう。
しかし、生れ落ちたときから指が刃物だったわけではない。
ボタンの掛け違いのように、丁度いいタイミングで愛を与えられ受け取れなかった、または、不幸なめぐり合わせが彼らから愛を遠ざけてしまったのか、孤独と絶望が彼らの指を長く鋭く変化させてしまったのだろう。
ただし、彼女のPVは、ある意味クールでスタイリッシュなのだが、どうにも私にはきつすぎる。
だから、音楽だけで満足なのだ。


i don't wanna be you anymore


i love you


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