ピンクの小花を螺旋状につけたネジバナが、庭のあちらこちらに咲いている。
以前は、畑の脇の芝の土手に咲くだけだった。
でも、10年前あたりから、家をぐるりと取り囲む芝にも咲くようになった。
それから毎年のように、株が増えてきている。
今日、学校帰りの小さい人と自転車で走っていたら、小さい人が「ネジバナが、このあたりの道端にもたくさん咲いているんだよ。」と教えてくれた。
この3日、自転車で走っていたのにちっとも気が付かないでいた。
自転車の速度では、見落としてしまいそうな可憐な花、しかも、かたまって咲くことがあまりないので、いっそう分かりにくい。
それに、今はまだ、自転車をこぐのに精一杯で、つぶさに周りを見る余裕もない。
小さい人が教えてくれなければ、気が付かないうちに花は終わっていただろう。
それにしても、毎日自転車で通う小さい人が、きちんと景色を眺め、季節の移ろいを感じ取っていてくれたことに、安堵の気持ちを持つ。
この積み重ねが、小さい人の人生を豊かにする基礎を作るに違いない。
いたるところに咲き誇るネジバナ。
ささやかなピンクの花は、確実にその領土を広げ、生き残る努力を怠らないしたたかさがある。
しかも、雑草と忌み嫌われるほど群生せず、見た目も人の気を惹く魅力を備えているのだ。
ネジバナの戦略にまんまと引っかかる私たち。
それでもいい、どうか私たちの目を楽しませておくれ。
以前は、畑の脇の芝の土手に咲くだけだった。
でも、10年前あたりから、家をぐるりと取り囲む芝にも咲くようになった。
それから毎年のように、株が増えてきている。
今日、学校帰りの小さい人と自転車で走っていたら、小さい人が「ネジバナが、このあたりの道端にもたくさん咲いているんだよ。」と教えてくれた。
この3日、自転車で走っていたのにちっとも気が付かないでいた。
自転車の速度では、見落としてしまいそうな可憐な花、しかも、かたまって咲くことがあまりないので、いっそう分かりにくい。
それに、今はまだ、自転車をこぐのに精一杯で、つぶさに周りを見る余裕もない。
小さい人が教えてくれなければ、気が付かないうちに花は終わっていただろう。
それにしても、毎日自転車で通う小さい人が、きちんと景色を眺め、季節の移ろいを感じ取っていてくれたことに、安堵の気持ちを持つ。
この積み重ねが、小さい人の人生を豊かにする基礎を作るに違いない。
いたるところに咲き誇るネジバナ。
ささやかなピンクの花は、確実にその領土を広げ、生き残る努力を怠らないしたたかさがある。
しかも、雑草と忌み嫌われるほど群生せず、見た目も人の気を惹く魅力を備えているのだ。
ネジバナの戦略にまんまと引っかかる私たち。
それでもいい、どうか私たちの目を楽しませておくれ。
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