この夜は、流れ星を観測するには、月明かりも風も無い穏やかに晴れた絶好のコンディションだった。
新年会が終わり後片付けとお風呂も済ませたあと、少しだけ流れ星を観察しようと外へ出た。
夜中にもなろうというのに、時々航空機がライトを点滅させながら夜空を渡っていく。
北北東を気にしながら空を見渡していると、「ちゅん」と銀色の短い光跡を空に刻んで星が一つだけ流れた。
けれども、30分以上空に向き合って見られたのはただそれだけ。
翌日は仕事始め、無理をしない程度に限をつけて、今年のしぶんぎ流星群とはお別れだ。
夜、外に出るときはいつも上を仰いでは、流れ星を期待する。
流星群でなくても、星は流れるものだから。
新年会が終わり後片付けとお風呂も済ませたあと、少しだけ流れ星を観察しようと外へ出た。
夜中にもなろうというのに、時々航空機がライトを点滅させながら夜空を渡っていく。
北北東を気にしながら空を見渡していると、「ちゅん」と銀色の短い光跡を空に刻んで星が一つだけ流れた。
けれども、30分以上空に向き合って見られたのはただそれだけ。
翌日は仕事始め、無理をしない程度に限をつけて、今年のしぶんぎ流星群とはお別れだ。
夜、外に出るときはいつも上を仰いでは、流れ星を期待する。
流星群でなくても、星は流れるものだから。
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