この猫、寝ているか食べているかのどちらしかしていない怠け者。
唯一動くのは、愛想を振りまき餌をねだる時だけ。
だから名前を付けることにした、その名も”助六”。
「色男、金と力はなかりけり」と、そんなところだ。
助六とは歌舞伎の人気演目の一つで、通しで観て筋書きをきちんと知っているわけではないけれど、着流しの色男が遊郭の遊女に助けられている印象があるせいなのだ。
助六に決まる前は、マスク・オブ・ゾロ(怪傑ゾロ)のゾロにする案もあったけれど、そんなに強くもカッコよくもないからスパッと決まらないでいた。
でも、今日の小さい人のある情報で助六となった。
それは、おじいさんのこの猫を評する言葉、つまり冒頭の「寝ているか食べているしかしない猫」。
餌がほしいときだけ、「ニャーニャー」と優しくかわいらしい声を出しながら、しなを作って人のところへ寄ってくる。
その言ってしまえば、ヒモ猫ということだ。
まあ、猫だから仕方がないのだけれどね。
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