rock_et_nothing

アートやねこ、本に映画に星と花たち、気の赴くままに日々書き連ねていきます。

憧れの”塩漬け豚”

2016-08-21 21:49:57 | 食べ物たち
もしかすると「ロード・オブ・ザ・リング」を観たことがある人はわかるかも知れない、”塩漬け豚”。
白の魔法使いサルマンの食料庫に塩漬け豚があったと聞いて、ドワーフのギムリが生唾をごくりとの飲み込むほども魅力ある食材のことだ。
イタリアではパンチェッタ、フランスではプティサレともいい、塩と胡椒、ハーブなどで豚ばら肉を漬け込み、冷温乾燥熟成をさせた、いわば燻煙していないベーコンのようなものだ。
塩で余分な水分を出し、冷温で乾燥させて旨味成分をあげた豚肉は、煮込み料理によし、カリカリに焼いてサラダのトッピングとしてもよし、カルボナーラに使うならば燻製の余分な雑味がなくてより卵と生クリームのハーモニーが際立つことだろう。
その塩漬け豚を、家族みんなが憧れている。
買えばもちろん手に入るけれど、ちょっと自分で作ってみたい。
手間隙かかるのは承知して、そうだな、冷蔵庫に余裕ができる頃に気合を入れてやってみようか。
まずは、カリッと焼いておつまみに、そしてサラダにしよう。
酢漬けキャベツも作ってシュークルトもいいだろう。
ああ、楽しみな塩漬け豚であるよ、ゴクリ。


この上なくロマンチックな青騎士時代のカンディンスキー

2016-08-17 21:47:11 | アート

花嫁

講釈なんかいらない、なんといってもロマンチックなカンディンスキー。
時には思いっきり夢物語の世界もいいものだ。
現実の世界とは一線を画す、善と美が満ちるところ。
いや、カンディンスキーは、終始一貫してその世界を追求していたのだ。
色彩と線を用いて、物語からではなく直接精神に働きかける試みていた。
でも今は、物語の力を借りて、幸福な世界に飛び込んでいこうか。


馬上の二人

ペルセウス座流星群、2016・8・13

2016-08-14 21:36:06 | 空・雲・星・太陽たち
極大期は過ぎたけれど、雲がなかったので再度観察。涼しく気持ちのよい夜、それでも蚊が怖いので昨日と同じく外へは繰り出さない。
9時あたりから北、東、南の空を眺めるけれど、なかなか流れ星にお目にかかれない。
11時近くになって、ようやく北の空に東から西へと燦然と光を放ちながら見事な流れ星、火球と思しきものが横切っていった。
その後も二匹目のドジョウを狙って辛抱強く空を仰いだけれども、火球はおろか流れ星すら見えない。
でも、久しぶりに心行くまで星空を楽しむ有意義な時間を過ごせたといえよう。

ペルセウス座流星群 2016・8・12

2016-08-13 11:32:50 | 空・雲・星・太陽たち
ペルセウス座流星群、雲の切れ間から白く煌めく流れ星4つ、昨晩11時過ぎに天頂の北から南へと走り去っていった。
夜の8時ごろまではほぼ雲一つなく、このまま月が西に落ちてくれたなら最高の流星日和になると、祈るような気持ちで時を待っていた。
この時期には珍しく外はひんやりとした空気に満ち、乾燥しているから夏場の天敵蚊も極めて少ない。
それでも虫刺されにめっぽう弱い私は、屋内からしばしば空をうかがっていた。
8時、9時、窓で切り取られた北と東の空にくっきりとした流れ星は確認できない。
10時、東にうっすら短い奇跡を描いた流れ星2つを発見。
11時、そろそろ天頂あたりを眺めてみようと南のベランダに出てみる。
ベランダの手すりはハッとするほど冷たく、20分もいたなら体が冷えてきた。その間に、長くくっきりとした白い奇跡を持つ流れ星を2つ確認。
いったん部屋に入り、北と東の窓から空を覗くが、低い一の空は街明かりや街灯が邪魔をして観察には不向きだ。
上着を着てまた南のベランダに出る。
雲が東と西から空をふさぎにかかってきた。
ちょうど空いている天頂の西寄りにまばゆい流れ星が1つ、少ししてから東寄りにまた1つ。
そして雲は、空を覆い隠してしまった。
あきらめて目覚ましタイマーを3時30分にセットして就寝。
どうにか3時55分に起きて眠い眼をこじ開けながら、よろよろと北と東の窓から空を見ると雲がべったりと張り付き、南の空も同様に。
これでペルセウス座流星群も見納めか、でも4つの輝く流れ星に出会えたから幸運と、また寝床に戻ったのであった。

休みだ!涼しい!猫の画像だ!

2016-08-11 08:43:45 | 




連日の暑さの中、廃校片付けで大汗をかいていたけれど、休みの今日は涼しくてとても体が休まる。
庭に出ると、助六と子猫が芝の上で朝の毛づくろいをしていた。
遠巻きでその様子を見ながら助六に話しかける。
「助六は、子猫の面倒をよくみて偉いなぁ。おかげで子猫もすっかり元気になったね。」
そうだ、芝の緑が猫たちを引き立たせるから写真を撮ろう…と歩き出すと、助六がついてくる。
そのあとに子猫も続いてくる。
こっちについてきちゃ困ると、カメラのある部屋に飛び込み助六を見ると、何か言いたげにこちらを向いている。
写真を撮ってもいいと言っているのだろうか?
ならばお言葉に甘えて、パシャパシャパシャ。
いい絵が撮れたのでこちらは満足。
「助六、もう少ししていい名前が思い浮かんだならば、子猫に名前をつけようね。」
分かったよと言わんばかりに、助六は子猫を置いてどこかへ行ってしまった。
残された子猫は、メダカの水槽をのぞき込んだり、落ち葉で遊んだりしながら、助六の行った方へゆっくり立ち去って行った。