とくおかレディースクリニック~ブログ~

日々、徒然なるままに、書き込んで参ります。
どうか宜しくお付き合い下さい。

こんなとき、どう対応していますか? その2

2011年05月18日 | 皆様へのメッセージ
『東京保険医新聞』に掲載されている内容の一部をアップさせて頂きます。

なぜか?

患者さん側にも、ご理解頂きたい内容がございました。
本日は、「その2」をアップさせて頂きたいと存じます。


●その日の診療費を払わない

Q:持ち合わせがないから、
  今日は払いたくない。
  次回支払うのでかまわないでしょ。


A:持ち合わせがないなど、その日にお支払いをしない患者さんには、
  支払い義務がある事をしっかりと説明し意識付けます。
  検査代等が予想外に高く「それなら受けなかった」と後から言う
  患者さんもいます。
  高額な検査や投薬の場合は、事前説明をきちんとし、
  ご納得頂いた上で行うようにしなくてはいけません。
  また、患者さん側は、治療内容や料金の仕組みを納得して頂き、
  その日に受けた医療に関しては、その日にきちんとお支払い頂くよう
  ご納得頂く必要があります。
  「今、持ち合わせがないから、今日は払わない」というのではなく、
  ATMやコンビニなどでキャッシュをおろして頂いてお支払い頂く事となります。

  断固として支払わないと言い切って帰ってしまう患者さんについて、
  ・「誓約書」を書いて頂く
  ・電話で催促する
  ・電話でも応じない場合は「内容証明郵便」で催促する
  ・支払催促や少額訴訟の法的措置をとる


後半のような法的措置をとる医療機関はごくわずかだそうですが、
保健者徴収は、高額の入院費用のみが対象であり、
一般的な医療に関しては医療機関の自主回収に任されています。
ですので、受けた医療や検査やお薬に対して、お支払いを頂けないと、
医療機関側の泣き寝入りが続くということとなります。

ですので、「今日受ける検査やお薬はどのくらいかかるのか?」など、
事前に受付で確認をしておくのもひとつかもしれません。


ーby事務長ー

とくおかレディースクリニック


コメント
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